横田小児科医院

院内報

こあら通信 第311号 March 2024

目次

ふれあい遊び(その2)

ふれあい遊び(その2)

昨年11月号掲載のふれあい遊びに引き続き、今回はずりばいやハイハイ、お座り等ができるようになり、行動範囲がどんどん広がっていく時期にぴったりの遊びをご紹介します。
どんな遊びでも、大人が楽しそうに行っている姿を見せることで赤ちゃんは興味を持ち、「やってみたい」という気持ちが生まれてきます。そこで、お勧めしたいのが、
★赤ちゃんと一緒にハイハイ★
一緒にハイハイしてお家の中を探検してみましょう!
※まずはおうちの方が赤ちゃんのとなりでハイハイする姿を見せてあげる事から始めてみるとよいでしょう。
★ペットボトルで追いかけっこ★
赤ちゃんは買ったおもちゃより、生活用品(リモコン等)や手作りのおもちゃの方に興味を示すことがよくあります。身近なペットボトルを使っておもちゃを作ってみましょう!

≪ペットボトルのおもちゃの作り方≫
350mlくらいの小さめのペットボトルの中に、ストローを小さく切ったもの・使わないビーズやボタン等を入れて、キャップはきつく締めます。中身がこぼれない様に、ビニールテープで補強するとよいです。

この作ったペットボトルをお座りしている赤ちゃんの前にコロコロ転がして、赤ちゃんが返してきたら「すごいね♡」等のやり取りを楽しみましょう。また、ハイハイやずりばいをしている赤ちゃんの前に「コロコロ~」等と声を掛けながら転がし、一緒にハイハイで追いかけてみてください。
もっと慣れてきたら、布団などを使って緩やかな丘を作り、その先にペットボトルを転がします。その丘を乗り越える事で、自然にバランス感覚や体幹を鍛える事もできます。
子どもの「なんだろう」「動いてみよう」という好奇心を上手に育てられるように、大人も一緒に楽しんで遊べるとよいですね。

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