院内報
こあら通信 第307号 November 2023
目次
赤ちゃんとのふれあい遊び
赤ちゃんとのふれあい遊び
「赤ちゃんは可愛いけど…遊び方が分からない」というママやパパのお話をよく聞きます。保育士としてたくさんの赤ちゃんと関わった経験から、遊びは赤ちゃんの心と身体の発達を促す効果が高いと感じています。そこで今回は、オススメしたい生後1カ月からできる赤ちゃんとの『ふれあい遊び』をご紹介します。ちょっとした時間でも、触れ合うことが赤ちゃんにとっては遊びとなります。着替えやおむつ替えの時間は、コミュニケーションがとれる絶好の機会です。このような時間を「やらなくてはいけないこと」という認識から、「一緒に楽しめるチャンス」に変えてみましょう。
※月齢はあくまでも目安です。発達には個人差があるので、赤ちゃんの身体と心の発達に合わせて楽しんでみてください。
◎赤ちゃんの手のひらを指でツンツンと触ると、ギュッと握ってくれます。赤ちゃんの意思で握っているわけではないのですが、とても愛おしい動作です。
◎腕・足・上半身・ほっぺなどからだの部位を「お手手、あんよ、ほっぺ」など話しかけながら、優しくさすりましょう。ベビーマッサージにもなります
◎赤ちゃんのお腹に口をあてて「ブーッ」と息を吹きかけてみましょう
◎おむつやタオルを使って「いないいないばあ!」
◎「あたま・かた・ひざ・ぽん」や「一本橋こちょこちょ」など何でも知っている曲を歌い、歌の節目で「こちょこちょー♪」と体をくすぐります。
例えば「ちょうちょう」の歌の場合…
※運動能力を高める効果があり、脳への刺激にもなるので足の裏のマッサージもお勧めです!
生後1カ月から6カ月の時期に何より大切なのは、ママやパパと赤ちゃんの絆を育むことです。これが発達の基盤となり、ふれあい遊びを通したかかわりの一つ一つが赤ちゃんとの絆を深めていきます。「できる」「できない」にこだわらず、ママやパパ自身が赤ちゃんとのふれあいを楽しみ、愛情いっぱいの時間にして欲しいと思います。