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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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院内報

こあら通信 第259号 November 2019

目次

ラグビーワールドカップ
スキンケア
外来小児科学会に参加して
待合室インフォメーション
おっぱい教室

ラグビーワールドカップ

 9月に引き続き10月も大型の台風19号の上陸があり、西湘地区にもかなりの被害が出ています。テレビから絶えず流れてくる台風情報、警報発令で大きな警告音を出す携帯電話など、少し大げさではないかとさえ感じましたが、実際にはあの程度の備えが必要だったのだとわかりました。クリニックも雨漏りがあり、ちょっと対応に追われました。被災された方々には心よりお見舞いを申しあげます。

 台風と時を同じくして、ラグビーワールドカップのベスト8をかけて、日本対スコットランド戦が行われました。れいな先生一家は我が家に結集し、食い入るようにテレビで観戦して、最後は勝利に歓喜の声をあげました。

 私はもともとラグビーが大好きでしたが、今回のワールドカップでラグビーに興味を持つようになった人も多いのではないかと思います。日本の代表として戦ってくれているという思いもあるでしょうが、体と体の激しいぶつかり合いは、あたかも自分がゲームに参加しているかのような感覚にさせてくれます。一瞬にして攻防が逆転することもあり、また大事なところで反則が出たりします。ハラハラドキドキで、ある意味では人生を見ているような感じでもあります。

 あれだけ戦っても大きな収入があるわけでもないのに、選手は人生をかけて試合に臨んでいます。そして何よりも感動的なのは「ノーサイド」。試合が終われば敵も味方もなく、共に戦った仲間となります。準決勝で南アフリカに敗れたものの、ブレイブブロッサムズ(日本のチーム名)は多くの人の心に感動を残しました。子どもたちにもこの感動を体験してもらい、スポーツに興味を持つようになってほしいと願っています。

スキンケア

健康な皮膚には角層のバリア機能があり、水分の蒸発や外からの刺激を防いでいます。しかし、乾燥する冬場や生まれつき皮膚が乾燥している人は皮膚のうるおいを保つ物質が不足し、角層がはがれすき間ができバリア機能が低下します。機能が低下することで外からの刺激を受けやすくなります。

最近になって、経皮感作(生活している空間に飛沫している食物抗原※が皮膚のバリア機能が低下した部分に触れるという現象)が発見されました。皮膚が荒れていると、アレルゲンとなる食物が皮膚から体内へ入ることで、食物アレルギーになりやすくなるのです。ですから、季節に関係なく新生児からのスキンケア(皮膚のバリア機能の強化)が大切になります。

<スキンケアのポイント>
① きめ細かい泡を使い、皮膚のシワを伸ばしながら優しく素手で洗いよく流す。
② 皮膚がきれいになった後は皮膚の状態に合った薬をしっかり塗る。
③ 塗り薬はすり込むのでなく、手のひらを使って優しく塗り広げる(ピカっと光る程度)

皮膚の状態が良くなったからと自己判断で薬をやめずに、医師と相談しながら経過をみていきましょう。

※食物抗原:鶏卵・ナッツ類・小麦など

外来小児科学会に参加して

先月号に引き続き第29回日本外来小児科学会年次集会の内容についてご紹介します。

 小児慢性便秘症の治療について聞きました。規則正しい生活習慣やバランスの取れた食習慣を心がけること、また食物繊維や乳製品を摂り水分摂取量にも気を配ること、さらに脂肪分(油を使うもの)も便の通りを滑りやすくするために必要だと気付きました。便秘=うんちは汚い、痛いというイメージから、うんちは汚くない、気持ち良い、楽しいものに変えていくことが大事です。特にトイレットトレーニングの時期は我慢して便秘になりやすいので、楽しくなるサイト(ウンTube)やイベント(うんちミュージアム)を活用するとよいでしょう。(看護師:田所)

 子宮頸がんワクチンの講演を聞きました。日本では、年間10000人が子宮頸がんを発症し、このうち3000人が死亡しているそうです。これは交通事故で亡くなる人1500人を遥かに上回ります。子宮頸がんは、ワクチンを接種してがんの原因となるヒトパピローマウィルスの感染を防ぎ、さらに検診を受けることでほぼ確実に予防できます。最近当院でも先生方の話に耳を傾け、ワクチンを接種する女子が少しずつ増えてきました。定期接種でワクチンを受けられるのは高校1年生までです。小児科スタッフとして保護者の方にも正確な情報を伝え、少しでも接種について考える機会をもってもらえるよう努めていきたいと思いました。(事務:小笠原)

 愛着の大切さについての講座を受けました。親は赤ちゃんの泣いている姿に「どうしたのかな?」と考え、色々試します。赤ちゃんはそこで学習し、泣き声を変えて、要求を変えていくようになります。このようなやり取りの中で愛着は生まれます。一方、ある子育てのアンケートによると「泣くと迷惑を掛ける」と考えてしまう保護者がとても多い事が分かりました。親がまず赤ちゃんが泣く事を受け入れ、優しい表情で、穏やかな声をかけることが赤ちゃんの安心にも繋がります。ジャンボでも入室時に泣いてしまう子は多いですが、その気持ちをしっかりと受け止め、今後も我が子の様に愛情を持って接していきたいです。(保育士:田村)

待合室インフォメーション

今月の絵は、アールド・ヴィーヴルの濱川祐子さんの作品です。これまでは動物、鳥、虫などの生き物を題材とした小作品の制作が主でしたが、今回初めて大きな風景画に取り組みました。アクリルと水彩絵の具で描かれた作品は、大好きなアニメの画面のように色鮮やかに塗り分けられ心地よい調和を感じさせてくれます。

おっぱい教室

11月19日(火)10時から病児保育室JAMBO!の2階で開催します。参加をご希望の方は受付までお問い合わせください。

横田小児科医院医)横田小児科医院
病児保育室JAMBO!

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756