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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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〒250-0051神奈川県小田原市北ノ窪515‐3

院内報

こあら通信 第247号 November 2018

目次

声の言葉
2週間健診を始めて
大人のVPD
れいな先生と一緒!「子育てトーク」へ
待合室インフォメーション
お知らせーれいな先生と一緒!「子育てトーク」

声の言葉

 空気が冷たくなり、空が高く感じられる季節になりました。メディアと子育ての問題が取り上げられるようになり、クリニックでの乳児期個別健診でも、テレビやケータイ、パソコンの話を必ずしています。「テレビ視聴は2時間まで」と、保護者の方々にお話しているのですが、どうしてテレビがダメなのかをスッキリ説明できない気がしていました。

 テレビを長時間視ている小中学生ほど、勉強する時間に関係なく成績が悪くなるというデータも大規模調査で示されていますが、それだけでは説得力に欠ける気もします。そんなとき、赤ちゃんに絵本を届ける活動をしているNPOブックスタートから可愛らしい本が送られてきました。ブックスタートの活動を支えてきた松井直さんの講演や活動をまとめたものです。

 松井さんは、現代は「人間の口から出る声を、じかに聞く」という体験がどんどん貧しくなっていると指摘します。ITの発達は素晴らしいものですが、それが人間にどのような影響を与えるかはまだよく判っていません。赤ちゃんに気持ちのこもったあたたかい言葉を与えることこそ大切な経験であり、ブックスタートの目指すものだと説明しています。この本の一節を、皆さんに紹介して今月の巻頭言にしたいと思います。

 『いま子どもたちは赤ちゃんのときから、機械の言葉にあふれた環境で暮らしています。一瞬たりとも静寂の時間がないほどです。でも機械を通した言葉では、人間の言葉は育たないのです。また字が読めて、知識や情報を頭に入れるだけでは、人間は育たないのです。 人が人と共に生きていくために必要な「言葉に対する感性」は、人間の気持ちに支えられた「声の言葉」によってのみ育つのです。』

2週間健診を始めて

赤ちゃんの小児科デビューは1か月健診もしくは生後2か月の予防接種時という方が一般的でしたが、湿疹や便秘などで1ヶ月健診前に受診される方が増加しています。出産後からの1か月間はお母さんの体調やホルモンの変化が大きく、心配や不安が強くなる時期でもあります。この時期に医師・看護師が赤ちゃんとお母さんをサポートさせていただくため春から「2週間健診」をスタートさせました。健診前は「特に心配なことはないかなぁ…」と言う方も医師・看護師と話す中で「赤ちゃんが順調に大きくなっているのか」「おっぱい・ミルクは足りているのか・飲ませ過ぎではないか」「湿疹ができた」「鼻が詰まっているような気がする」など多くの質問が出てきます。第一子のご家族ばかりではなく「上の子の時と違う」「上の子がさみしそう」などの相談もあります。子どもが何人目でも、その子の育児や家族が増える生活は初めてで心配や不安はあって当然です。「2週間健診」では医師・看護師がゆっくりお話を聴き、そのご家族に合ったアドバイスができるよう心掛けています。健診前と比べ穏やかな表情で帰られるご家族を見るたびに、この健診の重要性を再認識しています。「これでいいのかなぁ…」と少しでも気になるときは気軽に相談してください。お待ちしています。

大人のVPD

「ワクチンで防げる病気」のことをVPDといいます。お子さまのVPDについては生後2か月から予防接種が始まることもあり、知っている方も多いかと思います。実はあまり知られていませんが大人にもVPDがあります。例えば、最近東京都や神奈川県を中心に流行し問題になっている風疹(※)は、妊娠初期に感染すると赤ちゃんに先天性風疹症候群(生まれつき心臓や耳、眼に障害がある)のリスクが高くなると言われています。他に水ぼうそうやおたふくかぜなども大人、特に妊婦がかかると重症化しやすく、場合によっては入院となったり合併症を発症したりすることもあります。免疫が十分でなければ大人でもVPDにかかります。年齢やライフスタイルに応じて必要なワクチンを接種し、病気の予防を心がけましょう。
(参考:http://otona.know-vpd.jp/)

※ 風疹ワクチンは市の補助で接種できる制度があります。詳細は受付まで。

子育て世代のVPD
☆ 妊娠中にかかると重症化するVPD⇒麻しん(はしか)、風しん、水ぼうそう、おたふくかぜ
☆ 妊娠中のワクチン接種で出生後の赤ちゃんがかかりにくくなるVPD⇒インフルエンザ、百日せき
☆ 夫婦、家族間で感染しやすいVPD⇒B型肝炎

れいな先生と一緒!「子育てトーク」へ

10月26日水曜日にJAMBO!2階スペースで「お悩み何でも相談室」を開きました。
始めはれいな先生がスキンケアについて用意したスライドを進めながらのお話です。よくある肌トラブルやスキンケアは洗浄・保湿・保護が3本柱!という基本、保湿剤の使用量、回数、塗り方などのポイントについてお話がありました。後半は皆でテーブルを囲んで、普段気になっているという離乳食の進み具合や量、卒乳のことなどざっくばらんに会話が広がりました。れいな先生も2人の男の子、子育て中です。ご参加いただいた皆さんと気軽にお話ができる会にしたいと願いをこめて「子育てトーク」と名前を変更しました。次回の詳細については下にお知らせがありますのでご確認ください。

待合室インフォメーション

今月の絵は、アール・ド・ヴィーヴルの石垣順平さんの作品です。
俺の最高傑作だ!と豪語していています。チャレンジ精神旺盛で最後まであきらめない彼ですが、力が不足するとお母さんのところにピタッと充電に行く、笑顔が可愛い男の子です。

お知らせーれいな先生と一緒!「子育てトーク」

11月21日(水)10時から病児保育室JAMBO!2階で、今回はお子さまの耳について(中耳炎を繰り返すのはなぜ?耳掃除は必要?)などのお話をします。どなたでもお気軽にご参加いただけますが、ご希望の方は事前に受付にご連絡ください。

横田小児科医院医)横田小児科医院
病児保育室JAMBO!

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756