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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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院内報

こあら通信 第235号 November 2017

目次

ワクチン不足
ビタミンDの必要性
第27回日本外来小児科学会年次集会に参加して
JAMBO!より
こあらボイス・・・お返事
お知らせ

ワクチン不足

 10月は2週連続で台風が来て、秋晴れを楽しめる日があまりありませんでした。寒い日も多く着る服に苦労しましたが、長女一家が暮らすヒューストンはまだ日中は30度を超えていて、今ミニッツ・メイド・パークスタジアムではアストロズ対ドジャースのワールドシリーズの熱戦が繰り広げられています。

 インフルエンザ予防接種のシーズンに入りクリニックは忙しくなっていますが、ワクチンの製造が遅れていて思い通りに接種できない事態が起こりつつあります。ワクチンの元になるウイルスの株が、培養してもあまり増えないことがわかり、株を変えて作り直しているからです。また、日本脳炎ワクチンも生産地の一つである熊本で起こった地震の影響で、今も入荷が制限されている状況です。新型インフルエンザが流行した2009年にもワクチン不足が話題になったことを思い出します。

 ワクチンの不足は、特に病気が流行しているときには大きな問題となります。1961年にポリオの大きな流行が始まろうとしているときに、当時日本にはなかった生ワクチンをソ連とカナダから緊急輸入し、短期間に接種して流行を完全に阻止したという歴史もあります。強毒型トリインフルエンザのワクチンも実は毎年製造されストックされていますが、国民への接種体制についてはまだしっかりでき上がっているとは言えません。

 予防接種事業は地方分権により地方自治体に任されるようになっていますが、危機状態ではやはり国の管理が不可欠です。ワクチンの偏在が起こらないよう国は通達を出すのですが、ワクチンを扱う卸問屋さん同士の情報交換も法律で制限されていて、なかなかうまくいきません。ワクチンの備蓄など、一歩踏み込んだ何らかの対策を国にお願いしたいと思っています。

ビタミンDの必要性

ビタミンDは骨の元となるカルシウムを体内に取り入れる為に必要な栄養素で、骨の健康を保つために働いています。食べ物から取り入れたり、太陽の光に当たることなどで皮膚で生成されます。ビタミンDが不足すると、乳幼児では骨がうまく形成されずに身長の伸びが悪くなったり、手や足の関節の変形・運動発達の遅れなどの症状が現れます(ビタミンD欠乏症=くる病)。乳幼児のビタミンD不足は、日光を過度に避ける生活、日焼け止めの過剰使用、食物アレルギーやその予防のための離乳食の開始時期の遅れ、母乳育児(完全母乳児は母乳に含まれるビタミンDが少なく欠乏症になりやすい)などが原因と考えられています。ただし、完全母乳育児という理由だけでビタミンDが欠乏してしまうということではありません。母子ともに栄養バランスのよい食事を心がけてビタミンDの多い卵黄・魚・乾燥しいたけなどの食品や離乳食を積極的にとる、サプリメントを飲む、適度な外遊びをするなどで補うことができます。赤ちゃんにアレルギーがある場合には、離乳食の進め方や除去食の仕方など、先生とよく相談してみましょう。

ビタミンDサプリメントは、あおば薬局でも販売しています。

*ミルクを使用している方はビタミンDの過剰摂取になるためサプリメントの使用は控えてください。

第27回日本外来小児科学会年次集会に参加して

三重県津市で開催された学会の年次集会に参加してきました。先月に引き続きその内容を紹介します。

「小児科クリニックに必要とされている小児救急看護」と題されたシンポジウムで聞いた話が心に残りました。小児科への受診は「何か…いつもと違う!」とお子様の様子を感じ取った保護者の方の思いがきっかけだと思います。「いつもと違う!」=トリアージ意識を持って、親御さんと一緒にお子様の様子に気付くことができるスタッフでいたいと思いました。
話は変わりますが、学会の前に、足を伸ばしてお伊勢参りに行ってきました。広大な森の中、玉砂利を踏みしめお参りをすると心が洗われた気持ちになりました。参拝のあとはおかげ横丁で伊勢うどん、赤福と名物や散策を楽しみ、学会や仕事へのパワーを充電することができました。        (高田)

毎回受付に必要な電話対応のスキルや予防接種の最新情報について学んでいます。今回は全国の小児科で独自に取り組んでいる子育て支援の取り組みについて話を聞き、特に刺激をうけました。子育て支援にも色々な形があります。病児保育室もその1つですが、他にも診療以外の時間に授乳や離乳食に関する教室を開く、また保育士や臨床心理士などが話を聞いてくれる相談室を作る、中には食物アレルギーの子ども達のためにメニューを考案しCOOKPADで公開している医院までありました。まだまだ小児科でお手伝いできることがたくさんありそうです。病児保育室「JAMBO!」の2Fはその拠点となるようにと改装されました。11月から泰道先生担当のグループ健診も始まります。今後のプログラムにもご期待ください。(小笠原)

JAMBO!より

冬の足音が近くに聞えるような10月でしたが病気の大きな流行もなく、ジャンボは比較的お預かり人数に余裕のある入室状況でした。さて、ジャンボ入室後お子様には色紙やシール等を使って、製作を楽しんでもらうことがあります。できたケーキやたいこを先生に見せにきてくれます。先生にほめられたり、ジャンボの玄関に飾るとお子様がとてもかわいい笑顔を見せてくれます。この笑顔にスタッフ一同癒されています。ここでお願いになりますが、ジャンボ利用の際はご予約いただいた時間通りに入室して頂きますよう、もう一度お時間をご確認ください。入室のお時間が重なると本来のご予約時間の方をお待たせしてしまうことがあるためです。あわせて、ご用意頂く持ち物にもお忘れ物がないようお願いします。普段とは違うお支度、急な入室でご負担が多いかと思いますがご協力をお願いいたします。

こあらボイス・・・お返事

先月号の記事に対して、励ましのお言葉をいただきました。スタッフ一同こころより感謝いたします。(涙。。。。)

インフルエンザ予防接種予約についてのお願い


10月よりインフルエンザの予防接種が始まっています。大多数の方にWeb予約でご協力をいただきありがとうございます。インフルエンザ予防接種の予約の際は、2回接種が必要なお子さまは、1回目と2回目の間隔を4週間以上あけて2回分の予約を先にとっていただくようお願いしています。受付窓口では1回目接種後に、2回目の予約の確認は原則行っておりません。窓口の混雑緩和のために重ねてご協力をお願いいたします。

横田小児科医院医)横田小児科医院
病児保育室JAMBO!

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756