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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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院内報

こあら通信 第208号 August 2015

目次

成育基本法の制定を願って
夏のお出かけ~持ち物編
夏のお出かけ ~お薬編~
待合室Information
今月のJAMBO
お知らせ
編集後記

成育基本法の制定を願って

 日本の子どもたちの健全な発育・発達を実現するための法律「成育基本法」の制定を実現するために、日本小児科医会は20年以上前から活動を続けてきました。ようやく国会での議論の場に登場するチャンスがめぐってきて、制定を後押しするために広く国民に署名を求める活動を始めました。

 日本の少子化は一向に改善する気配がなく、年間出生数はまもなく100万人を割ろうとしています。戦後のベビーブームの時代には1年に約250万人の子どもが生まれていたことを考えると、いかに減少しているかがわかると思います。今年発表された齢別人口割合では、14歳以下の年少人口が12.98%となり、65歳以上の25.9%の半分となっています。

 日本はこのような急激な少子高齢化のために社会的施策が立ち遅れ、子どもを産みにくく、育てにくい社会環境となっています。保育園の子どもの声が「騒音」として文句を言われる社会、ベビーカーで電車に乗ると白い目で見られる社会はやはり何かが間違っていると言わざるを得ません。成育基本法はその改善を目指した法律で、その内容は養育者、行政、医療関係者のすべきことを明確にするとともに、胎児期から新生児期、乳幼児期、学童、思春期を経て、次世代を育成する成人期に至る「人のライフサイクル」を「成育過程」と定義づける新しい概念を提唱していて、「成育基本法」という名前もここから来ています。その成長周期を俯瞰し、その過程に生じる様々な健康問題に適切に対応することを目指しています。

 今回この法律が制定されないと、しばらくはチャンスがないと言われています。200万人を目標に署名活動を進めていますので、ぜひご協力ください。

夏のお出かけ~持ち物編~

夏休みに長期や短期の旅行、日帰り旅行、帰省など計画している方も多いでしょう。普段の生活環境と違うため、旅行中に体調を崩すことも少なくありません。軽症なら手持ちの薬や市販薬で様子を見ることも可能ですが、1歳未満の子や緊急な体調不良の場合は、医療機関を受診しましょう。

お出かけの時に、これだけは忘れずに入れて欲しい物の一つに「母子手帳」があります。母子手帳には、出生歴・発達歴・予防接種歴などがこの1冊にコンパクトにまとめてあります。そのためかかりつけ医以外を受診するときでも、ある程度の情報伝達が可能です。その他バッグに入れて欲しい物をあげてみました。ぜひ、持ち物リストの参考にしてください。

・保険証
・母子手帳
・着替え一組
・いつも飲んでる薬
・解熱剤
・ビニル袋
・絆創膏

夏のお出かけ ~お薬編~

旅行中の体調不良でも近くの医療機関を受診することが大原則です。ただせっかくの旅行中、軽症ならば手持ちの薬で様子をみたいと考えることもあるでしょう。今回は、旅行中の薬の保管方法についてお話しします。

外出中の急な発熱に備えて解熱剤を持参する機会も多いと思いますが剤形によっては注意が必要です。シロップの薬は、飲みかけのペットボトルの中身と同じです。暑い車内などでは保存がききません。また坐薬も暑さで溶けてしまうと形状が変わってしまうので、いざ利用しようとした時には使えないかもしれません。保冷剤と一緒に保管するなどの工夫が必要です。常備薬として持つ場合は粉をお勧めします。ただ粉の薬は水や他の飲み物と溶いて一緒にすると味が変わってしまい、飲みづらくなってしまうものもあるのであらかじめ薬局で薬剤師さんに聞いておきましょう。(取材協力:あおば薬局)

待合室Information
「おもちゃ講演会を終えて」

6月にJAMBO開設1周年記念講演「おもちゃの選びかたあれこれ」が開催されました。当日は、おもちゃコンサルタントの平野美由紀先生と一緒に10名のお母さん方とスタッフ、横田先生も診察の合間に参加し一緒に和やかな時間を過ごしました。

この講演で平野先生は、「外遊びできる場所が少なくなっている現在、家庭内で自由に遊べる子どもの居場所(環境)を親が整えてあげる必要がある」こと、また「子どもがじっくりと遊べる玩具を親が選んで与えれば、子どもは遊びながら自然に感覚、創造などの五感を育み、集中力を養っていく」ことなどをわかりやすく事例を交えてお話しされました。

まず選んであげたい玩具、例えば「白木の積木」はいかがでしょうか?「大きい、小さい」「重い、軽い」「長い、短い」なども体感して学ぶことができ1歳から小学校高学年まで幅広く遊べます。他の玩具(動物・乗り物・人形等)との相性も良く基本を作ってくれる大切な玩具の一つです。お父さんお母さんも童心にかえり子どもと一緒に楽しんでみてください。

そして遊んだあとは、積み木もおうちへ帰してあげようね、きれいに並んだねと声をかけ、後片づけまで見守ってあげましょう。

今月のJAMBO!

このコーナーでは病児保育室「ジャンボ」であった実際の出来事をご紹介します。
 
 「咳の正体は…❔」

今日は、気管支炎でジャンボに入室3日目、4歳のK君のお話です。午前中の診察で、「明日からはもう保育園に行っても大丈夫だよ」と横田先生から登園許可がでました。ジャンボに戻り担当保育士が「明日は保育園へ行けるね!」と話しかけると、わざと(?)咳をして「まだ咳でるよ…」と言葉が返ってきます。しばらく時間をおいて「咳でなくなったね」と声をかけると今度も急に「ゴホホ・・・」と咳き込むといった具合。

そう!ジャンボをとても気に入ってくれたK君。まだまだ入室が必要とアピールを繰り返します。この日はこうしたやりとりが1日続きました。「明日もここにくるよ!」と笑顔で手を振り帰っていきました。ジャンボを気にいってくれてうれしい気持ちでいっぱいです。またきてね…とお約束はできませんが、困ったときはいつでも頼りにしてくださいね。

お知らせ

1. 8月9日から8月17日まで夏季休診とさせていただきます。また、学会出席のため8月22日土曜日も休診となりますのでご確認ください。ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

2. インフルエンザワクチンの予約について

8月31日月曜日19時からインターネット予約を先行して開始します。お電話でのご予約は9月3日からとさせていただきます。中学生未満のお子様は2回接種が必要です。4週間以上の間隔をあけて2回分予約をお取りください。詳細は次回ご案内いたします。

編集後記

暑い毎日が続いています。夏休みも中盤ですね。旅行や、おでかけ、元気いっぱい楽しく過ごせますように。夏の思い出を先生やスタッフにも聞かせてくださいね。

横田小児科医院医)横田小児科医院
病児保育室JAMBO!

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TEL 0465-34-0666
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