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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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院内報

こあら通信 第202号 February 2015

目次

「副反応と有害事象」
西湘地区を楽しむ!「季節を探しにでかけよう」
〜2月3月は厄よけ月〜
3月で終了!お早めに!
「鬼は〜そと!風邪も〜そと!」
「入園・入学前の予防接種」
「子どもとLINE」
子育てアプリ
切り紙ちょきちょき
編集後記

「副反応と有害事象」

 子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルスワクチンが積極的勧奨中止のまま、長い時間が経っています。私が参加している研究会でも副反応をどのように認定するか、障害が残ったときにどのように保障するかが話題になっています。厚生労働省は予防接種後1ヶ月間に起こったすべての健康上の異常(有害事象)を調査しています。この調査では予防接種に直接関係ないように見えることでもすべて、たとえばつまずいて転んでけがしたことも報告します。予防接種によってフラフラしたことが原因かもしれないからです。一方、予防接種を受けていなくても同じようなけがは起こります。たくさんの報告を集めて、一般的に起こるけがの頻度より、ワクチンを受けた人がけがをする頻度が明らかに高ければ、それはワクチンの影響によるものかもしれないと考えるわけです。日本脳炎ワクチン接種後の急性散在性脳脊髄炎も、ヒトパピローマウイルスワクチン後の慢性疼痛も、もともとはワクチンを接種しない人にも起こる病気です。ワクチンの副反応と判断するには、明らかに接種後に病気が増えるという事実が必要なのです。

 一方で、ワクチンを接種した時の恩恵は、病気が減ると忘れがちです。たとえば麻しんは私が生まれた頃には、多い年で5千人以上の方が亡くなっていました。予防接種の副反応に注意することはもちろん大切ですが、恩恵のこともよく知って判断してほしいと思っています。

西湘地区を楽しむ!「季節を探しにでかけよう」

 導了尊の豆まき(南足柄市)

 本堂でお坊さんが袋に入った豆をまきます。袋には番号が入っており、後で景品交換があります。午前と午後の2回開かれます。

 瀬戸屋敷のひな祭り(開成町)

 開成町にある古民家で、2月21日から3月15日まで開催されています。瀬戸家所蔵のひな人形や享保雛、つるし雛が飾られています。(入場料:¥300)

〜2月3月は厄よけ月〜

 何故か、季節の変わり目に頭痛や体調を崩すことありませんか?昔の人は、それは「邪気」のせいだと考えた様です。1年のうちで春を迎える立春は特別だと考えられ、その前日である2月3日には、厄よけの行事を行ってきました。

 ひな祭りも、女の子の成長を願う行事ですが、地方によっては流しびなという厄払いの風習もあります。そういえば、ひな人形を飾るのは、立春(2月4日頃)から春分(3月21日頃)までにした方がよいとか。

 寒い冬を越して、ようやく暖かい春がやってきます。待ち遠しくもありますが、この西湘地区には、「花粉」という厄からは逃げられないかも・・

3月で終了!お早めに!

① 年長児のお子さんへ

 まだ2期麻しん風しんワクチンを接種していないお子さんは、3月までに接種しましょう!4月になると自費(¥9,000)になります。

② 水痘ワクチンは公費接種です

 対象は1歳〜5歳未満のお子さんです。年齢によって接種回数がことなります。詳細は受付までおたずねください。
  ※3歳から5歳未満のお子さんへ
 追加措置の期限が迫っています。まだ1回も接種していないお子さんは、3月までに接種してください。4月から自費(¥7,500)になります。

③ 成人の風しんの抗体検査事業・ワクチン接種は3月で終了

 1979年〜1987年生まれの方は、風疹ワクチンの接種率が低いといわれています。妊婦が風疹にかかると、赤ちゃんに重篤な障害が出ます。県内に居住の方で、妊娠を予定、希望されている方とパートナーが対象です。詳しくは受付までお問い合わせください。成人のワクチン接種費用は1,000円です。

「鬼は〜そと!風邪も〜そと!」

 2月3日は節分ですね。みなさんのご家庭では豆まきをしますか?小さいお子さんがいる家庭では、豆まきで使用する豆を誤って食べてしまい危険では?と心配される方もいるかもしれません。

 そこで、少し変わった鬼退治をするのはいかがでしょうか?まず、段ボールに色画用紙や折り紙などで鬼の顔を作って貼り、鬼の的を作ります。豆の代わりに、新聞紙を野球ボール程の大きさに丸め、ガムテープで固定した新聞紙ボールを使います。新聞紙ボールをたくさん作り、鬼の的に向かって「鬼はーそと〜!」と思い切り投げましょう。上手に的に当たるかな?鬼の的を高い位置に置いたり、遠くに置いたり、お子さんの成長に合わせて遊んでみてください。ゲーム感覚で遊べて、インフルエンザだけど元気でお休みしているお子さんや、小さいお子さんでも楽しめると思いますよ。ぜひお試しください。

市島:保育士

「入園・入学前の予防接種」

 2月に入り入園・入学を控えたご家庭は必要品の準備を進めていることでしょう。今の時期もうひとつ見直して欲しいのはワクチンの接種癧です。集団生活が始まると病気に感染しやすくなります。

 ワクチンは細菌やウイルスによる感染症から身を守り、その病気にかかりにくくし、かかっても重症になるのを防ぐことが目的です。また、病気から身を守るだけでなく回りの人も病気にかからせないという役割もあります。病気の流行を食い止め病原体を世の中から失くす目的もあります。ですから、定期接種だけでなく任意接種のワクチン(おたふくかぜ・B型肝炎)も接種しましょう。おたふくかぜは、かかると100人に1人が髄膜炎になり、難聴が後遺症として残ることがあります。B型肝炎ワクチンは誰でもかかる可能性があり、血液などを介した感染だけでなく、日常生活の中で唾液や、体液からも感染します。
入園・入学・進級前に受け忘れているワクチンがないか、母子手帳を開いてチェックしてください。

井上:看護師

「子どもとLINE」

「LINEばかりして困る」という大人の声を聞きます。LINE等のSNSは大人より子どもの方がなじみが深く使いこなしているため、大人から見ると心配の種ですね。しかし実は子どもたちもそれほど楽しんでいるわけではなく、ある種の心配から手放せなくなっていることがあります。「既読スルー」と思われないために絶えずチェックする、空気を読んで皆に合わせた発言をする…匿名のネット社会と違い、LINEは実生活での人間関係に直接かかわってくるため、外されない、浮かないために必死の努力が必要なのです。
 結局、これはLINEというツールの問題ではなく、友人関係のもち方、コミュニケーションの仕方の問題ということになります。子どもの不安感や緊張感に理解を示し受け止めつつ、適切な利用時間や表現方法について話し合えるといいと思います。

杉崎:臨床心理士

子育てアプリ

「赤ちゃんと子育てインフォ」公益財団法人母子衛生研究会(http://www.mcfh.or.jp/)で紹介している“母子健康手帳副読本アプリ”

母子手帳を忘れた時に、記録するのに便利かも?コンテンツも色々あり、月齢に合わせた読み物も配信されます。4月からは予防接種のお知らせも自動で送られてくるそうです。
※赤ちゃんと子育てインフォでは、毎月インターネットの子育て相談をしています。横田先生も回答していますので、興味のある方はHPにアクセスしてみてください。

切り紙ちょきちょき

梅に桃に桜と何かと役に立ちそうな五角形の切り方をご紹介します。おうちでもやってみてね。

編集後記

春に向かって、色々な変化や準備に追われている方もいると思います。気分転換をしながら乗り切ってくださいね。福茶、香ばしくておいしいらしいですよ。迷走中の院内報。少しでもお役に立てる様な情報を載せたいと思っています。ご意見ご感想などお寄せくださいませ。

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