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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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院内報

こあら通信 第193号 May 2014

目次

子どもの急な病気で心配な時
土曜日(月1回)診察 塩澤亮介先生 紹介
発達相談:火曜日担当 橋本友紀先生 紹介
ヨコピー講座 「鼻水を取ってみよう」
お知らせ
編集後記

子どもの急な病気で心配な時

 新学期が始まり、子どもたちにも疲れが見え始める季節です。熱が出たり、吐いたりする子が増えているので、注意して生活してください。

 4月は日本外来小児科学会の春季カンファレンスが大阪であり、「かぜ診療」をテーマに白熱した議論が交わされ、感じることがありました。
 子どものカゼの大部分はウイルスによって起こり、インフルエンザを除けば、原因となっているウイルスに効く薬はありません。症状を和らげるために処方される咳止めや鼻水止めも、確実な効果が確認されているものはほとんどなく、副作用などのマイナス面の方が問題になることも少なくないと言われています。

 では、カゼを引いたときにはどうしたらよいのでしょうか。ウイルスの感染が起こるとヒトの身体では免疫反応が起こり、ウイルスを身体から追い出して病気は治っていきます。薬が効くわけではありません。家で過ごしやすいようにして、合併症が起こらないか、よく観察していることが一番大切なことなのです。

 しかし、このように理論的に述べてみても、子どもが病気になればやはり心配です。子どもの救急電話相談で、慌てて受診しなくてもよいと説明すると、「放っておいていいのですか?」と保護者から言われることが多いという話をカンファレンスで聞きました。ベテランの電話相談員は「救急に連れて行かないことは、放っておくことではありません。お家でお母さんのそばでゆっくり休むことが子どもにとって一番いいことなのです。」と説明するそうです。

 私たち小児科医も、心配で受診するお母さん方を前にして、薬も出さず、また検査もしないで返してよいのだろうかと考えてしまいます。しかし、子どもにとって本当に良いことはなんでしょうか。

 きちんと診察して病気の予想を付け、慌てることなく、これからどうなるのか、家で何をすればよいのかをしっかり伝えられるようになりたいものです。もちろん予想が外れることもあるでしょう。しかし、慌てることなく、保護者の方たちと心配を共有し、じっくり様子をみていくことが子どもにとっては最善の方法なのだということを、改めて考えさせられました。

土曜日(月1回)診察
塩澤 亮介先生 紹介

 普段はあまり自分の話をしないのですが、リクエストがあったので今回は少し私の話をしようと思います。

 私は元々医師になろうと思っていたわけではありません。と言うよりも、自分で医師になりたいと思ったことは一度もありませんでした。私が、最初になりたいと思った職業はコックさんでした。料理が好きで母に教わる程度でしたが、小学生の頃に一通りの料理を教わりました。今でも休日には料理をしています。その後、中学生になってテレビの影響でロボットを作りたくなって、ロボット工学を勉強しようと思っていました。

 しかし、高校3年生の時に、急に母から医師になって欲しいと言われました。それまで、私の進路や将来の職業に関して何も口を出さなかった母が、急に私の職業について口にしたので正直驚きました。私はその時まで詳しく知りませんでしたが、兄が病気であり難病であるため私に医師になって欲しいと言われました。

 今でも良く覚えていますが、「お母さんが今から勉強して医師になる事は出来ないけれど、君ならなれると思うから今からでも頑張って医師になって欲しい」と言われました。その時は詳しく兄の病気のことは聞きませんでしたが、兄は筋萎縮性側索硬化症と診断され、母は途方に暮れたようでした。

 そこから1年勉強して医学部に進学しました。きっと高校の担任の先生は、私が急に進路変更をしたので、驚いていたのではないでしょうか。ちなみに、兄の病気のことを詳しくしったのは医学生になった後のことです。

 今でも時々、ロボットを作ることを目指していたらどんな人生になっていただろう、と思うことはありますが、周囲の人に恵まれて医師の仕事を何とか続けることが出来ています。

 私が小児科医になった理由は長くなるので、またの機会にしようと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。

発達相談:火曜日担当
橋本友紀先生 紹介

 はじめまして。小田原出身で子育て中です。私は 10年ほど金沢に住んでいました。なので、金沢方言で!「がっぱになってやるさけ、よろしくたのんこっちゃ。気軽ぅにお いでまっし」((がんばりますので、よろしくお願いします。気軽にいらしてください))

 幼児?小学校2年生のお子さんを担当していますが、もちろん、小学校以上のお子さんの相談も受けます。

ヨコピー講座
「鼻水を取ってみよう」

 鼻水はどうしてかむのでしょう?鼻にたまった鼻水をそのままにすると、バイ菌が増え病気が治りにくくなったり、中耳炎を起こすことがあります。赤ちゃんは、鼻水がつまって苦しくなったり、おっぱいが飲みづらい・あまり眠れないなどあります。「鼻をかみましょう」と言ってもなかなかうまくできない子どもがいます。

 鼻をかむための、@口を開けてたくさん空気を吸うA口を閉じ片方の鼻の小鼻を押さえ、鼻から息を吐き出す。という一連の流れは大人にとって簡単ですが、子どもには難しいようです。

 鼻から息を吐き出す練習をしてみましょう。まず、鼻の下にティッシュを垂らし鼻息で揺らしてみましょう。出来るようになったら、今度は細長く切ったティッシュを鼻の中に少し入れて飛ばしてみましょう。ゲームをしているうちに、いつの間にか鼻をかむ練習していることになります。

 鼻がかめない乳幼児は、保護者が鼻吸い取り器で取りましょう。様々な鼻吸い器がありますが、保護者が一番使いやすい物を選びましょう。乳幼児期は鼻の入り口が小さいため吸い取り器の先端がなかなか入りにくいことがあります。小鼻の横を引っ張り、鼻の入り口を広げると吸い取り器の先端が入りやすくなります。鼻水が取りにくい時は、湯気を吸わせると取れやすくなります。自宅でなかなか取りにくいときは、クリニックの器械で吸い取りますので声を掛けてください。

お知らせ

1.予約時のお願い

キャンセルする場合は早めにご連絡ください。また、予約が取れない時でも診察が可能なこともありますので、直接受付までご連絡ください。

2.夏に向けてただいま準備中

いよいよ、7月2日に新しい施設が始まります。その名も・・・
  
横田小児科医院 病児保育室 JAMBO!(ジャンボ)
 
アフリカの言葉で「こんにちは」という意味です。仕事と子育ての両立で奮闘する皆さんのお役に立つことを願っております。施設利用等のご案内は、もう少しお待ち下さい。

編集後記

新緑の風が心地よいですね。新生活が始まり1ヶ月、皆さんもそろそろ疲れが出てくる頃でしょうか?この地域に住んでよかったのは、緑が身近にあること。爽やかな新緑を浴びて、どうか乗り切ってください。さて、前回より2診、代診の先生達の紹介が続いております。月数回の診察ではなかなか分からない先生達の紹介を通して、皆さんとの距離がより近くなることを期待しております。子育て中の先生達もいます。子育て同士苦労も一緒、同じ悩みを聞けるかもしれませんよ。我が2歳4ヶ月の息子はミッフィーちゃんと遊ぶのに夢中です。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515−3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756