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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信 第150号 October 2010

目次

ワクチンのことをもっと知ろう
外来小児科学会報告in福岡
予防接種情報
お知らせ
編集後記

ワクチンのことをもっと知ろう

 記録的な猛暑となった夏もやっと終りを告げ、一気に涼しくなってきました。喘息の発作も起こりやすくなっていますし、咳や鼻水が目立つカゼも少しずつ増えています。

 さて、鎌倉市で子宮頸がんワクチンの公費助成が始まり、西湘地区でも松田町や中井町が助成を始めることが伝えられています。神奈川県は全国でもっともワクチンの公費助成が遅れている県の一つで、9月末に神奈川県医師会や小児科医会が中心となり、ワクチンの公費助成を考えるセミナーが開催されました。

 予防接種の事業はすべて市区町村に任されているので、費用についても自治体が責任を持つことになっています。予防接種法で決められた定期のワクチンでさえ、自己負担金を徴収することが法律では認められています。逆に任意接種のワクチンでも、自治体の裁量で助成することができます。すべてのワクチンが無料で接種できるように働き掛けることは必要ですが、現在の財政状態では早期の実現は容易ではありません。

 今回のセミナーでは、実際にお子さんが細菌性髄膜炎になった方、ご自身が子宮頸がんとなり子宮を摘出した方のお話を聞くことができました。患者さん自身の話は身につまされるものがあり、予防できる病気を予防することの大切さを改めて感じました。

 細菌性髄膜炎を予防するワクチン(ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン)は高価なので、私たちとしても積極的に接種を勧めることに躊躇しがちですが、ワクチンの存在を知らせることの大切さも再確認しました。病気になってから、「こんな病気があり、予防接種で防げることを知っていたら接種していたのに・・」と後悔しないために、皆さまにもぜひ病気と予防接種について知っていただきたいと思います。

 費用はかかりますが、お金をどこに使うかはご両親の判断にかかっています。「子ども手当で予防接種を」というキャンペーンを行っている小児科医会もあります。病気やワクチンを説明するリーフレットもありますし、スタッフに直接尋ねていただいてもかまいません。まれにしかない病気で自分には関係ないと思わずに、ぜひ真剣に考えてみてください。

外来小児科学会報告in福岡

 今年は「子どもと家族の支援」の講座に参加しました。「完璧な親はいない」「どんな親でもよい親になりたいと願っている」を理念とするカナダ生まれの子育て支援プログラム、九州での実践について学びました。養成講座を受けたファシリテーターが進行役となって、参加者同士が日常生活の様々なことを語り合い、共感したり、助け合って参加者自身が子育てについて学ぶ週1回、8週連続のプログラムです。安心して語り合える場を作り出すことが大切なのだそうです。これを見習い、日常の些細なことでも相談できる場となるようこれからも皆様と関わっていきたいと思います。(看護師:栗原)

 昨年に引き続き「7?8ヶ月健診で行う事故予防活動」に参加しました。ロールプレイの中から指導の仕方を考えました。活動範囲が広がり、指先が器用になるこの時期から事故が多くなります。誤飲では大人が考えられないような物を食べたりします(携帯ストラップ・ピアス・指輪・お金等)。危険な物が身近にあるという事を保護者に気づいてもらえるような指導をしていきたいと思いました。(看護師:小長谷)

 「外来小児科におけるコメディカルの役割」「小児医療現場での接遇・顔色から声色まで」「虐待を受けている子どもの症状、親への対応」「日本脳炎ワクチンの最新情報」などに参加しました。「虐待」はとても難しい問題ですが、医療従事者として何が出来るか学び合いました。忙しい中でも、保護者の方が話しかけやすい雰囲気作りを一層努力してまいります。(事務:伊藤)

 『タッチケア』この言葉を耳にしたことはありますか?「ふれあいを通して結びつきを強め愛情を伝える方法の一つ!!」と学んできました。「あなたのこと大好き?」こうした気持ち、一杯伝えたいですよね。赤ちゃんから大きくなった子まで、お母さんに限らずお父さんやご家族だれもができることです。勉強途中ではありますが、どんなものか興味のある方ぜひ声を掛けて下さいね。(事務:高田)

 「院内発行物」をテーマにパネル展示をしてきました。院内報に連載していた「相談室からの風景」を小冊子に、院長が「赤ちゃんとママ」に掲載していた記事をリーフレッットに仕立て直しました。まだ試行錯誤中ですが、お役立ち情報を効果的に発信していきます。こんなものが欲しい!というご希望ありましたら教えて下さいね。(事務:長谷)

今年は「事務職が起こしやすいミスとヒヤリハット」の勉強会に参加しました。一般的に1回の重大なミスの下には、300回の小さなミスが隠れているそうです。ミスをしたのは、忙しかったから、慣れた仕事で油断したからなど誰にでも起こりうる些細な事が原因でした。新しいワクチン等も増え、患者様からのお問い合わせも増えています。いつまでも初心を忘れずに一人一人の患者様と向き合って仕事をしていきたいと改めて思いました。(事務:小笠原)

予防接種情報

1. 日本脳炎2期接種再開

9月中旬より、日本脳炎2期の接種を再開しました。対象年齢は9歳?13歳未満の方です。1期を受けそこなった人、1回受けて中断している人などは、定期接種の期間内(Ⅰ期:生後6ヶ月?7歳6ヶ月未満、2期:9歳?13歳未満)であれば、残りの接種が受けられることになりました。詳しくは受付までご相談ください。

2. ヒブワクチン予約解禁

大変お待たせしていましたが、登録制の予約方法が終了することになりました。ご登録して頂いた方には、全てご連絡しております。お留守等で、直接ご連絡が届かなかった場合もありますので、まだ連絡がきていないという方は、お手数ですが医院までご連絡下さい。他の予防接種と同様、いつでも予約ができます。同時接種ご希望の方は、事務までご連絡下さい。(予約システムでは1日1つの予防接種しか予約がとれません。)

3. インフルエンザワクチンの費用が決定しました!

 ・子ども(6ヶ月?小学生まで)1回目3500円/2回目2500円
 ・中学生から大人まで 1回3500円 

接種前にご確認下さい。

① 小学生まで予約は2回です。予約はとれましたか?
② 問診票はご用意できましたか?(今年は当院が用意した問診票と異なります。すでにご持参下さった方はそのままご利用下さい。)
③ お時間に余裕ある方は、来院前にお熱を測って下さい。
④ 母子手帳をご持参下さい。

4. 予防接種のスケジュールについて

ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチン、注射3本同時接種…など、予防接種が複雑になってきました。回数も月齢や年齢によって異なります。接種の順番等でお困りの方はスタッフまでご相談下さい。お知らせ

署名活動にご協力お願いいたします!

 日本医師会/予防接種推進専門協議会主催で「希望するすべての子どもに予防接種を!」という署名活動をしています。ヒブや肺炎球菌、水ぼうそう、おたふく、子宮頸がん、B型肝炎など、全ての子どもを守るために、定期接種を目指しています。来院された際に、ぜひご協力お願いいたします。受付のカウンターに置いてあります。宜しくお願いいたします。

編集後記

先月キャンピロバクターという菌でお腹をこわしました。ご存知の方もいるかと思いますが、辛いです。病気になってわかる患者さんの痛み、同僚のあたたかい眼差し、家族の愛。病気になる度にこれは何かの啓示かも・・と思ったりします。医院はこれから1年の中で最も忙しい時期に突入します。忙しさ(ゆとりでも)で雑になったり、抜けたりしないようスタッフ一同気を引き締めて取り組んでいきたいと思っています。


Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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