本文へスキップ

小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0465-34-0666

〒250-0051神奈川県小田原市北ノ窪515‐3

こあら通信バックナンバー

リストに戻る

こあら通信 第140号 December 2009

目次

子どもを大事にする国へ
お知らせ
ヨコピーの子ども講座
おまけのはなし
編集後記

子どもを大事にする国へ

 新型インフルエンザ、政権交代など話題の多い1年でしたが、今年も残すところわずかになりました。長女の結婚式も無事終り、一仕事終わったような気分に浸っています。

 日本の子どもたちはあまり大事にされていないという話を最近よく耳にします。日本では子育てなどの家族関係への支出はGDP(国内総生産)比 0.75%程度ですが、西欧の先進国は軒並み3%前後だという調査があります。また、2007年にユニセフが24カ国の15歳の子どもを対象にした調査では、「自分が孤独である」と感じている子どもは29.8%で、群を抜いて日本がもっとも多かったそうです。 

 日本は裕福な国の仲間入りをしていると誰でも思っていますが、子どもの生活や教育に投入されているお金は非常に少ないということがわかってきました。また、近年の米国寄りの政策の転換によって、日本には大きな「格差」が生まれています。「自己責任」という一見正当に思える理念のもとに政策が進められてきましたが、実は学歴社会や母子家庭の問題は、子どもたちの生活に大きな格差を生み出しています。そして、いわゆる「貧困」から抜け出すことがとても難しくなっています。医療費や教育費などにもっと税金を投入して、安心して子育てができるようにしてほしいものです。

 しかし、もっと深刻なのは孤独だと感じている子どもたちが非常に多いことです。人と人のつながりが希薄になって、ほんとうに心の通い合う相手がいなくなっています。原因の一つは安心して子育てができる環境が壊れ、親子の結びつきが弱くなっていることです。「基本的な信頼」ができあがる3歳までの母子関係がうまく築けない家庭が増えていて、このことが大きな影を落としています。また、テレビやゲーム、ケータイなどの普及で、子ども同士が直に触れ合って遊んだり、ことばのやり取りをする場面が減っていることも大きな要因です。

 このままでは日本は滅んでしまうのではないかと思うほどです。子どもを大事にして、余裕を持って子育てを楽しめる社会に変えてゆくことが今こそ必要ではないでしょうか。命を繋げてゆくことこそ、生物としての人間にとって、もっとも大切なことなのですから。

お知らせ

1.年末年始休診のお知らせ

  12月28日(月)午後?1月6日(水)までお休みとなります。休診の間は他の医療機関、休日夜間診療所をご利用下さい。

2.新型インフルエンザワクチン予約、お待たせしております。

  当初11月下旬より乳幼児からの登録を開始予定でしたが、ワクチン入荷の見通しが立たず、一旦中止させて頂いております。予約開始については、ホームページにてお知らせする他、メールアドレスを登録されている方にはお知らせメールを配信いたしますので、アドレス登録ご希望の方はご連絡下さい。(インターネットを利用できない方は事務までお問い合わせ下さい。)

3.日本脳炎ワクチン予約は随時できます。

  今年の夏から、新しい日本脳炎ワクチンの接種が順調にすすんでいます。以前、ワクチンがないため登録をさせていただいた方にも連絡しておりましたが、お留守等で連絡がとれない方もいらっしゃいます。随時予約できますので、ご連絡下さい。 
 ※年齢によってワクチンの量が異なります。2歳(0.25ml)・3歳以上(0.5ml)量が少ないと時間も少し短いので、注射の苦手なお子さんにおすすめです。

4.季節性インフルエンザワクチンは追加予約できます。

  新型インフルエンザワクチン製造のため、季節性のワクチンが例年の7?8割しか入らず、接種日も例年より少なめなので、他の医療機関でお願いした方もいらっしゃいました。皆さんにご迷惑おかけ大変申し訳ありませんでした。キャンセル等により、追加予約できるようになりました。ご希望の方がいらっしゃいましたら、事務まで直接ご連絡下さい。

5.新型インフルエンザ流行中。

  風邪や湿疹等の症状の方と、インフルエンザの可能性がある方の待合室を分けています。受診する際に、インフルエンザの可能性がある場合は、駐車場に着いたら、携帯で事務までご連絡下さい。別室を確認後ご案内いたします。車を利用されない方は、受付に声をかけて下さい。小さいお子さんも嫌がらなければ、マスクの着用をお願いいたします。インフルエンザの検査等で、待ち時間が長くなってきました。何卒ご理解とご協力をお願いいたします。

6.MR(麻しん風疹混合)ワクチンは来年3月まで。

 1歳、年長さん、中学1年生、高校3年生の方は接種対象年齢です。

ヨコピーの『こども講座』
「おたふくかぜ」

 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はムンプスウィルスによって起こる病気で、潜伏期間は2~3週間です。唾液を作る耳下腺(耳の下)、顎下腺(顎の下)、舌下腺(舌の下)が腫れ、高熱が出ることもあります。耳の下の腫れは、片側だけのこともありますし、感染した子どもの1/3は症状がないといわれています。飛沫感染するので、腫れがひくまでは、登園、登校はできません。おたふくかぜに、特効薬はありませんが、解熱剤(痛み止め)で熱や痛みを和らげることができます。食べ物を噛んで唾が出る時に痛みが強くなることがあるので、食事は固いものやすっぱいもの、味の濃いものはさけましょう。合併症として、髄膜炎、難聴がありますが、特に心配なのは難聴です。大部分は片側だけですが、一生治りません。まれに、年長児では、睾丸炎、卵巣炎などを起こすこともあります。重い合併症を防ぐためには、予防接種が有効です。集団生活に入る前に接種をお勧めしますが、1才から受けることができます。(任意接種なので有料になります。当医院では6000円です。)

おまけのはなし

1.おくすり楽しく飲めるといいね

  処方箋を入れるクリアファイルに、待合室の絵本をカラーコピーして貼っています。 最近作ったマレーク・ベロニカの『ブルンミとアンニパンニ』は待合室にありませんが、『ラチとライオン』はあります。興味ある方はぜひ。『かえでがおか農場のいちねん』『ぐりとぐら』『おちゃのじかんにきたとら』は4年前から放浪中。(泣)

2.クリスマスがやってくる!

  母の日、父の日、七夕、ハロウィン、スタッフ皆で制作しましたが、いかがでしたでしょうか?お母さんへのメッセージ「ごはんつくってくれてありがとう」お父さんには「はたらいてくれてありがとう」が多かったですね。七夕のお願いごとは毎年楽しいですね。来年もハロウィンの予定をしています。今度は恥ずかしがらないで「トリックオアトリート!」って言ってみてね。クリスマスもお楽しみに・・。

3.よいお年を・・

  今年は色々なことがありました。ご不便をおかけしましたことも多々ありましたが、皆さんの笑顔をお一人でも見られるよう来年もまたがんばります。よいお年をおむかえ下さい。

編集後記

師走です。皆さんはどんな1年だったでしょうか。先月、新型インフルエンザの予約登録開始といいつつ、結局、ワクチンが入ってくる見通しがたたず中止となりました。混乱の原因となり、皆さんにはご迷惑おかけいたしました。年明けになると今度はワクチンが余るのでは、という声を耳にします。混乱は来年まで持ち越されそうです。メディアだけでなく、ネットや人の噂を含め様々な情報が氾濫しています。真実と嘘を見分ける力が大切ですね。よいお年をお迎え下さい。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756