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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第117号 2008 January

目次

生活習慣を見直そう
相談室からの風景-ファイル・1
ヨコピーの子育て知恵袋<ものまねの発達>
お知らせ
編集後記
こあらの絵

生活習慣を見直そう

 あけましておめでとうございます。慌ただしい年末が終わり、今年1年がどのような年であってほしいか、皆さまも考えていらっしゃることと思います。

 昨年の12月、校医をしている富水小学校の6年生に、アルコールの害、たばこの害について授業をさせていただきました。小学校での授業は初めてだったので少し緊張もしましたが、6年生の真剣な眼差しに勇気づけられ、あっという間の45分間でした。

 成人の病気の多くは生活習慣に原因があるものが多く、昔「成人病」といわれていた脳卒中、心筋梗塞、一部のがんなどは、今では「生活習慣病」と呼ばれるようになりました。糖尿病や高血圧、肥満などもこの中の一つです。

 成人病だから大人になったら生活習慣に気をつけようと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は生活習慣は子ども時代に作られるもので、大人になってからではなかなか改善できません。また、小さい頃から悪い生活習慣で過ごしていると、20歳代ですでに動脈硬化などが進行していることがわかっています。

 大事なお子さんが将来病気をせず元気に過ごしてほしいと思うのであれば、今からよい生活習慣を身に付けてあげることが大切です。生活習慣の基本は食事、運動、睡眠です。アルコールの飲みすぎや、たばこも健康を損ないますが、小中学生の頃に始める人が意外に多いのです。

 たばこは吸っている人だけではなく、家族を含め周囲の人に健康被害を及ぼすという点で大きな問題があります。子どものことが大切でしょうがない人が、子どものいる家でたばこを吸っているのはどう考えてもおかしなことです。それほどニコチンの依存性は恐いものなのです。

 身体だけでなく心の健康ももちろん大切ですが、心と身体は表裏一体です。心が健康であるためには、まずは健康な身体を作ることが近道です。新しい年の始まりに、家族全体の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

相談室からの風景 -ファイル・1

 早いもので、横田小児科医院で『発達と育児の相談室』が開設されて、丸7年になりました。新生児の頃にはじめてお会いしたお子さんがいよいよ小学校に入学、とか、最初に出会ったときは小学1年生だった彼がもう立派な中学生、とか、この場所で、長い時間をかけて、子どもの発達をご家族と一緒に見守ってこられたことのうれしさを、しみじみとかみしめています。

 最初は、点滴室のベッドを脇に寄せて机を入れたり、第2診察室(コピー機のある部屋)に小さい机を出したりして、相談を受けていましたが、2006年、心理相談専用の部屋を、1階の駐車場の奥に作っていただきました。明るい日差しがさしこむベランダに季節の花が揺れる、静かなお部屋です。

 今月から、この欄を、相談室チームで担当せよ、というお達しが出ましたので、しばらくの間、心理相談員からのレポートを、皆様にお届けしたいと思います。まずは、相談室の紹介からはじめましょう。

 現在、相談室チームを担当しているのは3人です。

 開設当初からずっと、毎週火曜日に来ているのが、小倉直子(発達相談員・臨床心理士)で
す。午前中2ケース、午後2ケースの枠があり、主に就学前の小さいお子さんから、中学生くらいまでの、発達と子育てに関わる様々な相談をお受けしています。

 2007年の1月から、月曜日に吉川麗(臨床心理士)が午後3ケースを担当し、心因性の症状に対応するカウンセリングやセラピーを中心として、様々な相談に乗っています。
 
 2004年から、毎週木曜日に来ているのが浅井聖士(教育カウンセラー)で、午前2ケース、午後2ケースを担当し、主に小中高生の不登校の相談に乗っています。

 詳細は横田小児科のホームページにも紹介してありますが、大まかに役割分担や得意分野はありつつも、必要に応じて連携し、それぞれがどんな相談でもお受けします。誰に相談していいか分からないときは、まずは横田先生か、受付にてお聞きください。すべて予約制で、現在1~2か月のうちには最初の受診ができると思います。受付まで、お気軽にお問い合わせください。

 次回は、それぞれの相談の流れについて、簡単に説明したいと思います。(小倉)

ヨコピーの子育て知恵袋<ものまねの発達>

 ものまね、正確にいえば「模倣行動」は、まわりから示されたお手本と同じ行動を繰り返す点に特徴があります。一般的には、赤ちゃんがものまねをするようになる月齢は早くとも6ヶ月と考えられていました。ところが、何人かの研究者が、もっと小さな赤ちゃんでも、唇をとがらせる、口を開く、舌を出すというような表情をまねることを報告しています。大人が示す表情と赤ちゃんの表情の間に、偶然とは思われない一致が見られるというもので、誰が見てもそれとわかる表情の模倣が認められるのは、やはり、4ヶ月以後のことです。ものまねの原始的なかたちは新生児期からみられ、それが4ヶ月頃にははっきりするようになり、意識的なものまねは6ヶ月頃からその兆しが見え始め、8~9ヶ月頃には周囲の人にもわかるようになります。いろいろな動作や表情をまねるようになると、お手本を示した直後ばかりでなく、しばらく時間が経ってから同じ動作を繰り返したり、「シャンシャン」、「オツム、テンテン」と言っただけでその動作をするようになります。

おしらせ

1.スタッフ交代のお知らせ

今月から事務長が小笠原安子さんに替わります。吉田(旧)事務長は、当分の間毎週土曜日に出勤します。新しいスタッフが仕事に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします。

2.「絵本を楽しむ会」の活動を中止します

「おはなしたんぽぽ」の協力をいただいて、2001年4月から毎月開いていた「絵本を楽しむ会」ですが、今年の1月からは月1回水曜日に行っていた活動を中止します。
一方で週1回程度、健診・予防接種の時間等を利用して、絵本の読み聞かせや絵本の紹介を行うことを計画しています。詳細は追って発表いたします。
「おはなしたんぽぽ」の皆さん、長い間ありがとうございました。

編集後記

あけましておめでとうございます。1年間にわたって連載したお薬シリーズが終わり、今月から発達相談・カウンセリング外来を担当していただいている、小倉先生、吉川先生、浅井先生に連載をお願いしています。第1回目は小倉先生にお願いしました。今年も、こあら通信を皆様とのコミュニケーションをはかるツールの一つとして活用していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756