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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第99号 2006 July

目次

親離れ・子離れ
小学校入学前に麻しん風しん混合ワクチンの接種を!
ヨコピ-の子育て知恵袋
おすすめの絵本
お知らせ

親離れ・子離れ

 青空が恋しい季節になりました。何の前触れもなく高熱が出る、いわゆる「夏カゼ」も増えています。大きな病気ではないかと、ちょっと緊張することもありますが、子どもを細かく観察し、病気をじょうずに乗り切るコツをつかんでください。

 今回は人生の大きなテーマである親離れ・子離れについて考えてみました。私たちは親なしに育つことができませんが、親はいつまでもいてくれるものではありませんし、自分も自立して次の世代に何かを伝えていかなくてはなりません。

 思春期に起こる様々な問題で相談を受け話を聞いていると、親子の関係がしっくりしていないな、と感じることがときどきあります。といっても、思春期の子どもと親の関係はなかなか難しいものです。私も中学校の頃は母親といっしょに歩くことさえ嫌だったし、父親とは言葉を交わすことさえ多くはなかったことを思い出します。

 思春期に問題を起こす子どもたちをみていると、いくつかの共通点があることに気付きます。親に反発し周囲を困らせる事態になっているにもかかわらず、親の影響からなかなか抜け出せずにいることが多いように思うのです。親は乗り越えなくてはならない存在です。でも親の影響が強すぎたり、親の思い通りになることが親孝行だと思っていたりすると、この壁を乗り越えることが難しいのかもしれません。逆に親の側からみると、子どものことに過干渉であったり、自分の思い通りにさせることが子どもの幸せにつながると思い込んでいたりすることが親離れを難しくしているように感じます。

 思春期になって問題になる親子関係も、実は赤ちゃん時代の親子関係の影響が強いといわれています。赤ちゃん時代の関係に足りないものがあると、親離れ・子離れがうまくいかないのかもしれません。でも、思春期はもう一度子育てをやり直すチャンスの時代でもあります。

 赤ちゃん時代に心ゆくまで子育てを楽しんで、じょうずな子離れをしたいものです。

小学校入学前に麻しん風しん混合ワクチンの接種を!

 平成18年6月から,これまでに「麻しん」や「風しん」単独の予防接種を受けたことがあるお子さんも,小学校入学前年度に第2期(2回目)の麻しん風しん混合ワクチンの接種が受けられるようになりました。

・なぜ2回接種するの?

 1回だけの接種だと、小学校高学年になると免疫が低下して麻しんや風しんにかかってしまうことがあります。麻しんの流行が伝えられている千葉県でも、この現象がはっきり現れています。一生続く免疫を持つためには2回の接種が必要なのです。

・どうしたら接種できるの?

 平成12年4月2日から平成13年4月1日に生まれたお子さんは来年の3月31日まで第2期の接種が受けられます。各市町村からは7月の広報等で案内が出されるようですが、現時点でも公費による接種は可能です。対象の方はインターネット予約システムまたは受付で予約を入れてください。

・単独ワクチンも使えるの?

 今回の改訂で1期、2期ともに、混合ワクチンのほか、「麻しん」「風しん」単独での接種も可能となりました。しかし単独ワクチンはどちらかの病気にかかったというような特別な場合だけで、原則は麻しん風しん混合ワクチンの接種と考えてください。

・すでに小学校に入学した子どもは?

 ここに書いた理由のとおり、すでに小学校に通っているお子さんにも、実は2回目の接種が必要です。公費負担にはならないので費用がかかりますが、接種を受けるよう前向きに検討することをお勧めします。
 最近2年間に予防接種について様々な変更があり、世の中が混乱しています。何か分からないことがあったらいつでもご相談下さい。

1歳のお誕生日に第1期の麻しん風しん混合ワクチンを!
小学校入学前年度には第2期の接種を受けましょう!

ヨコピ-の子育て知恵袋

<這えば立て>

 「這えば立て、立てば歩め」というのは、いつの世にも変わることのない親心であると思います。それだけに、はいはいができない、まだ歩こうとしないというようなことが心配の種になることがあります。「はいはい」は、生後6ヶ月頃から始める場合や、 10、11ヶ月頃からやっとという赤ちゃんもいます。中には、「はいはい」らしい動作をまったくしないまま立ってしまう赤ちゃんもいます。「はいはい」はすべての赤ちゃんが通る通過点ではないので、つかまり立ちができていれば心配はありません。

 「はいはい」と同じように、独り立ち、独り歩きについても個人差はずいぶん大きいものです。普通より早く歩き始めると、すべての神経の働きが優れているのではないか、頭がよいのではと思いたくなりますが、そういった傾向は認められていません。反対になかなか歩き出さないと、知恵遅れでもあるのではないかと心配になりがちですが、運動能力の発達以外(言葉・表情や動作のものまねなど)に問題がなければ心配は不要です。大部分は1才6ヶ月頃までに独り歩きできるようになるものです。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「かもさんおとおり」

ロバート・マックロスキー 文・絵

福音館書店

 かものマラードさんとマラードおくさんは、チャールス川に巣を作り、たまごを産みます。やがて、マラードおくさんは、たまごからかえったこども達と食べ物のある公園までお引っ越し。街なかを堂々と行進するかもさんと一家に街の人は大わらわ。
 元気でのびのびとした愛情いっぱいのかもさん一家のおはなしです。

お知らせ

1.こあら通信記念誌原稿募集中

来月号(18年8月号)でこあら通信が100号となります。100号記念誌を出すべく準備をしているところですが、皆様の原稿を募集しています。こあら通信に対する感想、御意見、思い出など何でも結構です。メール(ycc@ycc.or.jp)、ファックス(0465-35-0756)、原稿用紙(入り口の「こあらボックス」へ)など、何でも結構です。皆様の積極的な参加をお願いたします。採用のかたには記念品を差し上げます。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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