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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第90号 2005 October

目次

小児科と地域支援
日本外来小児科学会年次集会に参加して
院内報とホームページ
おすすめの絵本

小児科と地域支援

 秋の気配が濃くなってきました。久々に喘息の発作が起こる子どもも増えています。「実りの秋」を実感できるよう、体調を調えて過ごしてください。

 さて、今月号のこあら通信は、8月に行われた日本外来小児科学会の報告を特集しています。「病院」というと、単に病気を治すところと思いがちです。しかし、そこで働いている私たちが、病気だけではなく、さまざまなことを考えて仕事をしているのだということを、この特集で感じていただけたでしょうか。

 新しい活動や出会いを求めて、私たちは毎年この学会に参加しています。来年は横浜で開催されるので、準備もすでに始まっているのです。

 私は「小児科外来活動から地域支援活動へ」というワークショップに参加してきました。病院の中だけではなく、地域と関わりを持った活動をもっとしていきたいと思っているからです。ワークショップでは、ボランティアグループの力を借りて院内でおもちゃ美術館を運営しているクリニック、院内コンサートを定期的に開いているクリニック、校医をしている中学校でボランティアで骨密度測定をしているクリニックなど、ユニークな活動をしている所がたくさんあることを知りました。

 私もできるだけ地域の保育園や幼稚園の講演会の講師に出かけたり、子どもに関わっているいろいろな職種の人たちと勉強会を持ったりしてはいますが、日本の中には頑張っている小児科医がまだまだたくさんいるのです。

 ただ、こうした活動は日常の仕事の他に行っていくものですから、どうしてもやりたいという強い気持ちと、やってよかったという満足感がなくては続けられません。クリニックのスタッフ全員がそういう気持ちを持つことがまず必要ですが、地域の方々の力も欠かせません。病院のスタッフと一緒に、子どものために何かをしたいと考えている方がありましたらぜひ声をかけてください。

日本外来小児科学会年次集会に参加して

 8月20日、21日の2日間、大阪市内で開かれた「第15回日本外来小児科学会年次集会」に医院のスタッフが参加しました。その概要についてご紹介します。

●「甘え療法」、「これからの1ヶ月健診」の2つに参加しました。後者は産後のうつ病スクリーニングについて話し合いました。悩みや不安を話せる環境作りが重要だという事を学びました。周りに何でも話せる相手がいないという方、当院スタッフに話してみませんか?(小長谷)

●「おもちゃパワーの上手な使い方」、他3つの講演とワークショップ「あまえ療法」に参加しました。遊びを通しておもちゃを大切に扱う、後片づけをすることなど子どもたちに伝えていけると良いなと思います。「あまえ療法」ではあまやかすこととあまえさせることのちがい、しつけについて考えさせられました。(栗原)

●「スタッフからリサーチを始めてみよう」に参加しました。リサーチとは研究する、調査するなどの意味です。日常の診療の中での問題、疑問点など常に問題意識を持ち解決していくことが必要なことであると感じました。(斉藤)

●「こどもの睡眠障害」と「こどもが安心できる医療」、他3つの講演に参加しました。医療を受けるときにこどもが説明を受ける権利、保護者と一緒にいられる権利などを学びました。当院でお子様が感じる不安や恐怖を少しでも取り除けるように、より一層努力して参ります。(伊藤)

●「禁煙支援」「すてきな私になるために」に参加しました。ご存じでしたか?子どもの前でたばこを吸う姿を見せると、子どもは食べても良いものだと思って食べてしまうんですって!恐いですね~。しかも、禁煙は何度挑戦しても失敗ではないそうです!?人生観を変えたい方、どうぞご相談下さい。ご協力致します!(長谷)

●「保育の心」に参加しました。保育士さんが外来の待合いにいるというクリニックが意外と多いことに驚きました。患児さんの不安や恐怖を少しでも和らげるためにどのような工夫をしているか、プロの技を教えていただくことができました。また日々の診療におけるプロ意識の重要性・スタッフ間の情報交換の重要性を痛感しました。(小川)

●「電子カルテ」と「院内報・ホームページ」に参加しました。前者は小児科の先生方が自ら電子カルテを作ろうというプロジェクトの紹介でした。後者は院内報・ホームページの作成目的とその利用状況についての発表がありました。皆様とのコミュニケーションの一環として両方のメディアを有効活用していきたいと思っています。(吉田)

 毎年この時期に臨時休診してご迷惑をおかけしていますが、この集会に参加して得られたことを日頃の業務に反映して今まで以上に良いクリニックにしていきたいと思います。

院内報とホームページ

 外来小児科学会小児科学会の「院内報とホームページ」というワークショップに参加しましたが、その際皆様にアンケートをお願いしました。主な結果をこちらに掲載します。詳しくはホームページをご覧ください。
1.家庭でインターネットを利用している?

いいえ-13.0%
はい-87.0%

2. 院内報との関わり方を教えてください。

知っているが、読んだことはない          5.7%
院内でざっと目を通す程度            15.2%
目を通し気になる記事は興味をもって読む     38.1%
持ち帰り、一月程度は手元に置いている      14.3%
持ち帰り、可能な限り揃えて保管している     21.0%

3. 院内報に対してどう思われていますか?

あれば目を通すが、な<ても構わない       24.4%
大変役に立ち、読むのが楽しみ          71.1%

4. この施設のホームページとの関わり方を教えてください。

あることを知らなかった             16.5%
あることは知っているが、開いたことはない    35.2%
一二度、開いた(アクセスした)ことがある     13.2%
何かあったときは、利用している         29.7%
定期的に内容をチェックしている          5.5%

5. あなたは、この施設のホームページに対して、どう思われていますか?

他からの情報で十分だと思う            8.0%
内容次第で利用したい              56.3%
積極的に利用したい               34.5%

 院内報は積極的に活用していただいているようです。ありがとうございます。ホームページにまだアクセスしていない方。急なお知らせ等も逐次載せていますので是非、一度ご覧になってください。携帯でもご覧になれます。urlは http://www.ycc.or.jp です。ご意見ご感想をお知らせください。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「ちいさなうさこちゃん」

ディック・ブルーナ 文・絵
石井 桃子 訳
福音館書店

 ふわふわさんとふわおくさんの家に、うさこちゃんが誕生しました。
 ご存じブルーナの「うさこちゃんシリーズ」の一番最初のお話です。うさこちゃんの誕生を喜ぶ、周りのみんなの暖かい気持ちが伝わってくる文章に、単純ですが、調和のとれた美しい絵がよく合っています。子ども達は、うさこちゃんの誕生と自分を重ね合わせ、幸せな気持ちになるでしょう。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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