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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第89号 2005 September

目次

子どもの多い国・少ない国
ヨコピ-の子育て知恵袋
ホームケア
おすすめの絵本
お知らせ

子どもの多い国・少ない国

長い夏休みをいただいて、家族でインドネシアへ旅行してきました。離れ小島や山奥に行ったりして、楽しい思い、感動的な出会いをしてきました。そんな中で、田舎に行けば行くほど、小さな子どもたちが元気に遊んでいる光景に出会うことに驚きました。ほんとに小さな村でも、たくさんの子どもがどこからか集まってきます。

 日本なら田舎に行けば若い人も子どもも少ないというところでしょうが、日本人が来たということもあって、すぐに子どもたちが出てきます。ちょっと怖がって、大きな子の影に隠れている子もいますが、ほとんどの子はニコニコして人懐っこい感じです。

 インドネシアは人口2億1千万人、世界で4番目に人口の多い国です。一人の女性が生涯に生む子ども数の平均である特殊合計出生率は、日本が1.29なのに対し、インドネシアは2.7、15歳未満の年少人口は、日本が14%なのに対し30%を越えています。

 確かに日本より経済的にはゆたかではありませんが、日本の子どもの方が幸せだとはとても思えませんでした。あの目の輝きと笑顔を、日本の子どもたちにも取り戻してあげたいものだと、心から思います。

ヨコピ-の子育て知恵袋

<微熱と高熱>

 子どもの体温が37度を超えると、微熱や病気と決めてしまう早とちりが家庭にも保育園にもみられるようです。健康な大人の体温が37度を超えることはめったにありませんから、一応微熱と判断するのは間違いではありません。ふだんは37度を超えたことのない子どもの体温が、ある時期から37度を超えるようになった場合は、それが本当に無害なのか、病気が潜んでいて微熱が続いているか見分けることが必要となります。高体温か微熱かを見分けるための目やすは、体温の変動の幅が大きいか、小さいかという点で、体温の差が1度以上あれば微熱を疑い、反対に1度以内であれば無害な高体温の方を考えます。子どもはちょっとした病気でも高い熱を出しますし、熱が高い=病気の重さとは必ずしも平行するものではありません。発熱にはさまざまな原因があり、思わぬ病気がかくされていることもあるので、高い熱が出た時は素人判断をせず医師に診てもらいましょう。

ホームケア-発熱

《症状》

 子どもの発熱の原因で、一番多いのは、かぜや咽頭炎などウィルスや細菌による感染症です。細菌やウィルスが体に侵入すると、体の中の白血球が反応して発熱物質がつくられます。そしてこの発熱物質が脳の中の体温中枢に働きかけて体温を上昇させているのです。体温が上がると免疫の力が強まって、細菌やウィルスが増えるのをおさえる役目があります。ですから、熱が出たからといって、むやみに熱を下げればよいというわけではありません。

《受診の目安》

1.38度以上の熱・・・夜間の高熱も、全身状態がよければ翌朝まで待って  大丈夫です。翌朝早めに受診しましょう。
2.いつもと様子が違うとき・・・機嫌が悪い、食欲がないなど様子がいつもと違うときは、熱が高くなくても受診をしましょう。嘔吐や下痢など発熱以外の症状があるときも受診します。
3.3日以上の熱。再び発熱したとき ・・・熱が3日以上続いたり、下がった熱が再び上がるようなときには、色々な合併症が心配です。その日の診療時間帯に受診しましょう。

※全身状態の悪化(呼吸がおかしい、顔色が悪いなど)、3ヶ月未満の赤ちゃんの発熱、ひきつけ、熱以外の症状がひどい時は、至急受診しましょう。

《解熱剤の使い方》

 解熱剤を何度以上になったら使うのか、ちゃんとした決まりはありません。38.5度以上になったらなどと言われますが、あくまでも目安です。熱のために機嫌が悪い、熱のために眠れない、熱のために水分がとりにくい時は使用しましょう。
 中耳炎や頭痛などの鎮痛作用を期待して使う場合であれば、熱がさほど高くなくても使うことができます。


おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
がっこう

作者:ジョン・バーニンガム 訳者:谷川俊太郎

出版社:冨山房

 バーニンガムのちいさいえほんシリーズの中の一冊です。子どもたちが学校へ行って過ごす一日のことが順を追って語られます。テキストは短く、ありのままを伝えています。絵はやさしく暖かい雰囲気で、短いテキストが言っていないことも話してくれます。
 小学1・2年生の子たちは、自らの一日と比べながら楽しんでいます。繰り返し読むと、短いテキストを一緒にとなえて楽しむ子もいます。詩の楽しさが味わえる本です。

お知らせ

インフルエンザ予防接種のお知らせ

 インフルエンザ予防接種の予約を受付中です。希望される方は、受付に直接、あるいは電話(0465-34-0666)にてもお受けできますが、できるかぎりインターネットで予約をおとりください。。

 接種方法は13才未満は2回、13才以上は1回です。1回目と2回目の間隔は1-4週間 (3-4週間がお勧め)あけて接種します。

接種対象者は
●喘息などの持病があって、インフルエンザにかかると重症になることが予想され る方
●受験などがあって長く休みたくない方
●集団生活(託児所、幼稚園、保育園など)に入っている乳幼児
ただし、6ヶ月未満の方は免疫がつきにくいので接種しないことを原則とします。(注意-強い卵アレルギーのある方は接種できません。)

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756