本文へスキップ

小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0465-34-0666

〒250-0051神奈川県小田原市北ノ窪515‐3

こあら通信バックナンバー

リストに戻る

こあら通信 第83号 2005 March

目次

お母さんからのSOS
ヨコピ-のQ救箱
ホームケア
おすすめの絵本
お知らせ

お母さんからのSOS

 遅まきのインフルエンザの流行もピークを越え、外は春一番が吹いて季節が動き始めました。1年の中でももっとも心の浮き立つ時の到来ですが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか。

 インフルエンザの流行の中、体調を壊しながらも子ども連れて外来を訪れるお母さん方を見ていると、母親業はほんとうに大変だな、と思います。子どもが病気でなくても、元気いっぱいの子どもといっしょに生活するには体力も気力も必要です。特に1歳を過ぎた子どもは自己主張も強くなり、言うことを聞いてくれません。周囲の人の目も気になるし母親としての責任も重くのしかかってきます。不眠症になったり、ノイローゼになったりするお母さんが出るのもしかたありません。

 外来では、眠れない、頭が痛い、というような症状でお母さんの相談を受けることがありますが、よく話を聞いてみると、その影には「こころの疲れ」が潜んでいるな、と思うことも少なくありません。体調がよくないと思ったら、まず自分の生活を見直してみることも必要です。無理をしている自分に気づかないということはよくあることです。

 そして、困ったときにはSOSを発信することが、問題解決への近道であることが多いものです。自分だけで頑張ることはありません。家族友人、保健師、保育士、クリニックのスタッフなど、周囲には助けてくれる人がたくさんいます。遠慮せずに、まずは身近な人に手を差し出してみてください。

 一方で、自分の周囲にいるお母さん方のSOSを見逃さないように気をつけていることも大切です。助けを求めているのはあなたの隣にいる人かもしれません。子育てを経験した先輩からのやさしい一言が、その人を救うこともあるのです。あたり前のことですが、お互いに助け合ってこの社会は成り立っています。

ヨコピ-のQ救箱

Q. アレルギー性鼻炎てどんな病気?

A. 急に立て続けにくしゃみがでたり、水っぽい鼻汁が流れ、鼻づまりが続くのがアレルギー性鼻炎の3大症状なんだ。風邪とは違い、熱や咳などの症状はないよ。朝夕の温度差が大きい時期やストレスによって症状が悪化することがあるよ。たえず鼻をすすったり、鼻をこすったりする子も多く、鼻づまりがひどいと口で呼吸してるよ。注意力がなくなり、夜間、いびきをかいたり、しばしば目覚めたり、寝つけない子どももいるよ。原因物質はハウスダスト、ダニ、スギ花粉、動物の毛、カビなどの場合が多く、最近では赤ちゃんでも大人に多くみられる花粉症が増えてきたんだよ。原因となるアレルゲンが家の中にあることが多いため季節性がなく一年中ずっと症状が出る通年性のことも多いんだ。治療は抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を上手に使って症状をおさえるんだよ。ハウスダストやダニが原因であれば、じゅうたんの使用をさけ、こまめに掃除機をかけ、原因物質との接触を避ける工夫をしてあげることが大切なんだ。ペットが原因であれば室内で飼わないほうがいいよ。

ホームケア-アトピー性皮膚炎

今回はアトピー性皮膚炎の治療についてお話します。

《治療》

アトピー性皮膚炎をあっというまに治すことはできません。一時的によくなっても油断せず、悪くなってもあせらずに対処しましょう。症状が悪くなったら、その都度受診し、症状に変わりがなくても指定された日に定期的に受診し治療のすすみぐあいや疑問点を相談しましょう。よくなったので薬をやめてみたり、悪くなったから薬をふやしたり、知人から聞いた治療をやってみた、など、自分の判断で治療を変えるのは失敗のもとです。
 まずは、原因となるアレルゲンを発見し、生活の中から取り除くことが大切です。アレルゲンの発見にはIgE、RAST検査、掻爬検査のほか、ある食品が疑わしいとされた場合、その食品の接種を短期間休止して、皮膚の状態がどうなるのかを観察する方法もあります。また皮膚の症状を軽減するために、アレルギー反応をおさえる抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬を服用したり、保湿剤や場合によっては副腎皮質ステロイド薬などの外用療法を行います。さらに、スキンケアを十分に行い、日常生活で皮膚をひっかいて湿疹を悪化させないようにします。

《家庭でのケア》

 ちょっとした刺激でも湿疹ができることがあります。口のまわりから頬を伝う食べこぼし、よだれなどは、お湯で絞ったガーゼですぐにふきます。皮膚の清潔を保つため、毎日、石鹸を泡立てた手でそっと洗い、十分に石鹸の泡を洗い流しましょう。子どもの爪は短く切り、ひっかき傷を作るようなら、湿疹がひどい時期だけでも手袋をさせます。大人に抱かれた時に、化粧品や整髪料、着ている化繊や、けば立つ衣類などで皮膚が刺激されることもあるので注意が必要です。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
ロンドン橋がおちまする!

ピーター・スピア 画

渡辺 茂男 訳 冨山房

 たぶん、皆さん子どもの頃、歌いながら遊んだことのある「ロンドン橋がおちる」が、リズミカルな文に、陽気で活気にあふれた絵がついて、絵本になっています。
 「ロンドン橋がおちまする・・・・かけなおしは・・・・」軽快にくり返される単純なわらべうたで、この本を読めばいつのまにか歌いながらページをめくる楽しい時間が過ごせることでしょう。

お知らせ

平成17年3月1日(火)から3月7日(月)は予防接種週間です。

・1歳になったらまず麻しん(はしか)の予防接種を受けましょう。
・4月からの入園・入学に備えて必要な予防接種を済ませておきましょ う。

当院では通常の予防接種の時間帯に加えて、3月5日(土)午後2時から4時までの時間帯に予防接種を行います。接種をご希望の方は受付で予約をお取りください。   

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756