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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第75号 2004 July

目次

心の原風景
ホームケア-
スタッフ紹介
おすすめの絵本
お知らせ

心の原風景

 梅雨に入るとうるさいくらいにカエルの泣き声が聞こえていたのに、その鳴き声があまり聞こえてこないことがちょっと気掛かりです。家の窓ガラスに虫を狙って張り付いていたカエルも、ほとんど見ることがなくなりました。カエルも絶滅の危機に瀕しているのでしょうか。

 この季節の田んぼは水を張って、あたりの風景をきれいに映しています。幼稚園に通っている頃、朝早く父と一緒にパンを買いに田んぼの中の一本道を歩いていったことが、ふと思い出されます。パン屋さんはずいぶん遠くに感じたものですが、今そこを通ってみると本当に短い距離なのに驚きます。家が建ち田んぼはなくなって、景観はすっかり変わりましたが、歩きながら見た箱根の山の姿だけは昔と変わらないように思えます。

 最近、子どもと絵本に関する講演会を聞く機会があり、その中で絵本が心の原風景になってくれるという話に興味を持ちました。小さい頃のことですから、もちろん絵そのものを覚えているわけではないのですが、大きくなってその絵本を見たときに「どこかで見たことがある」という思いや、ほっとする気持ちが湧いてくることがあるというのです。私の中ではピーターパンに出てくるネバーランドが、いつもわくわくした気持ちで思い出されます。でも、当院で開催している「絵本を楽しむ会」で名作「ちいさいおうち」を読んでもらっているときに、幼い頃に確かにこの本を読んでもらった・・と実感するという体験をしました。

 記憶に残らない幼い時代のことが、実は心の奥底でその人の生活を支えているのだと思います。絵本や景色だけではなく、運動会などの行事、旅行などいろいろな思い出が心の底には溜まっているのです。虐待を受ければそれも心のキズとして生涯残ることになります。3歳くらいまでに良い体験、感動を子どもに与えることがいかに大切かということを、皆さんも考えてみてください。

手足口病

《原因》

 病原体はコクサッキーウィルスA16型やエンテロウィルス71型など何種類かのウイルスで、くしゃみや唾液のしぶき、糞便などから感染します。潜伏期間は3~6日です。症状がでていなくても感染している場合が多く、また症状がなくなってからもウィルスが排泄される期間が長く、それらの子どもも感染源になります。

《症状》

 手のひら、足のうら、口の中に小さな水ぶくれができます。おしりや膝にできることもあります。米粒を埋め込んだような形が多く、淡紅色の細かい発疹のこともあります。乳幼児のあいだで流行し、以前にかかったことのある子でもまたうつる場合があります。熱はたいていありませんが、ときに高熱が出ることがあります。口の中が痛くて食べられなくなることもあります。

《治療》

 特効薬はありません。口の中の粘膜が痛むときは、口内炎用の軟膏を処方してもらうとよいでしょう。

《ホームケア》

 口の中を痛がるときは刺激がなく口あたりのよい食べ物を与え、熱いもの、塩味や酸味の強いもの、かたいものはひかえます。入浴は熱がなく元気ならかまいません。痛くて水分をあまり飲まないとき、高熱が続くとき、吐いてぐったりしているときはもう一度受診しましょう。

《学校・保育所》

 熱のあるあいだや口内炎がひどいときは休ませましょう。熱が下がって元気になったら行ってもかまいません。便や尿には2~4週間ウィルスが排泄されますが、感染力は弱いので登園はさしつかえありません。手足口病の発疹がでているというだけで、登園や登校を禁止しても、あまり意味がありません。

スタッフ紹介

 4月からカウンセリング外来を担当しています。浅井 聖士(きよし)と申します。前任者の石井かなめ先生の紹介で、参りました。月に2回しか伺っていませんが、需要が多くなれば、また増やしていきたいと思います。

 ひげ面にちょんまげのおじいさんです。正義の味方です。名前も読み方を変えると、「セイント・ナイト」です。何となく強そうでしょ。

 私は、不登校の子どもの味方です。後は子育てのカウンセラーもしています。横浜の瀬谷と言う所で、フリースクール「浅井の寺子屋」を開いています。自宅は、鎌倉です。そこで「浅井教育研究所」を開いています。主に不登校のお子さんのカウンセリングをしています。

 これからも、よろしくおねがいします。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「くれよんのはなし」

ドン・フリーマン作 さいおんじ さちこ訳
ほるぷ出版

 箱の中にくれよんが8本、ある日ふたが開いて、くれよんたちが飛び出してきました。真っ白い画用紙の中に、青い海、黄色い太陽など楽しいストーリーがどんどん展開していきます。子ども達にとって身近にある、くれよんと画用紙で、楽しいファンタジーの世界が繰り広げられ、子ども達はすーっとこの世界に入り込み一緒に楽しみます。手を取るのにぴったりの小さなサイズの本で、くれよんのきれいな色が生かされた、かわいい絵本です。

お知らせ

1.夏休みの予定

 8月1日(月)から8月8日(日)は夏休みとなります。また、8月21日(土)と8月23日(月)は外来小児科学会参加のため休診とさせていただきます。

2.スタッフ交代のお知らせ

 6月1日から看護師の平山さんがスタッフに加わりました。また、看護師の岩本さんと田所さんがが出産を機会に退職されます。新旧スタッフが力を合わせて頑張りますのでよろしくお願いします。

3.電子カルテになります

 8月9日から今までの紙のカルテに変わって、電子カルテになります。診察室にもパソコンが入って先生がペンでカルテに記入していたことをパソコンに入力するようになります。電子カルテという新しい道具を活用して、より良いクリニックにしていきたいと思います。問診や診察の仕方が今までと多少変わるところが出てくるかもしれません。また、スタッフが慣れるまで多少の時間がかかるかもしれませんが皆さまのご理解とご協力をお願いします。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756