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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第64号 2003 August

目次

‘うつる病気’を考える
ホームケアアドバイス-夏のアウトドアで注意したいトラブルと事故
ヨコピーのQ急箱
おすすめの絵本
お知らせ

‘うつる病気’を考える

 梅雨明けが遅れ、休みに入った子どもたちにとってはちょっと残念な夏になりましたが、強い陽射しももうすぐ戻ってくるでしょう。

 暑さは今一つですが、手足口病やヘルパンギーナなどの夏カゼが今年も流行っています。どれもうつる病気なのですが、いつまで休ませなければならないのかと、何人もの方から質問を受けました。夏カゼは伝染力が強く潜伏期間が短いものが多いので、あっという間に集団生活で拡がっていきます。病気をうつされたくないというのは人情ですが、なかなか防ぎきれるものではありません。

 代表選手の手足口病は手、足、口に発疹が出る病気です。口内炎がひどいときには熱も出ますが、一般的には大きな合併症もなく、口の痛みを除けば治療もほとんど必要ありません。主に唾液でうつりますが、便の中には2週間以上もウイルスが排泄されることがわかっています。要は病気が治ったように見えてもまだうつるのです。また、病気にかかっても非常に軽い症状しか出ない子どもも多く、こうした子どもたちは病気にかかったことに気づかれないまま、感染源となりながら集団生活を続けることになります。

 そこで、小児科学会では「発疹のある子どもを、他への感染を理由に休ませる必要はない」と見解を出しているのですが、なかなか趣旨を理解していただけれていないのが現状です。熱があったり口内炎がひどくて食べられないようなときには普通のカゼと同じように休ませますが、元気があれば発疹が出ていても登園して構わないということです。

 もっと本質的なことを言えば、重症で合併症の多い病気を除いて、夏カゼなどのありふれたウイルス感染症にかかることを恐れないことが大切なのだと思います。このような病気は一度かかるまでは免疫ができません。病気にかかることは一種の予防接種のようなものなのです。予防接種で予防可能な病気を防ぐことも忘れてはなりませんが、自然界の仕組みを謙虚な気持で見直してみることも必要です。

ホームケアアドバイス-夏のアウトドアで注意したいトラブルと事故

 自然に親しむアウトドアは子どもの情緒を育む為にも、家族の交流を深める為にも最適のレジャーです。しかし、海水浴・川遊び・キャンプ・山登りなど自然の場では想像のつかないトラブルが起こることがあります。

1.  虫刺され・・・長袖・長ズボンを着用して肌を隠します。虫よけスプレーなどを持参するとよいでしょう。

2.  水の事故・・・海や川では急に深くなったり、波が大きくなったり、流れが速くなることがあります。水遊びは親が付き添うことはもちろん行ってはいけない場所に入らないことが絶対条件です。また気象情報はまめにチェックして、天候が悪くなったらすみやかに水辺から離れるようにしましょう。ビニールプールでの遊びも水が深くなくても溺れることがあるので目を離さないようにしてください。

3. 日焼け・・・午後になると日差しは急に強くなり、炎天下では1時間もしないうちに強い日焼けを起こします。できるだけ日陰やパラソルの下で過ごすようにして、長時間炎天下で遊ばないようにしましょう。

4. 植物によるかぶれ・・・野山に入る時は長袖・長ズボンを着用して皮膚に直接植物が触れないようにします。かぶれたら、樹液などをよく洗い流し、念のため受診しましょう。

 どんなときでも親は子どもから目を離さないようにして、禁止区域に入ることなどないようにしましょう。アウトドアから戻った時は疲労も強いので翌日はゆっくり休んでください。

ヨコピーのQ急箱

Q. 虫に刺されたとき、どうすればいいの?(ハチ・アブ)

A. 皮膚に針が残っていることもあるから、毒針をすぐに取り除いてね。大きいものはとげ抜きで、小さいものはテーブルなどで軽くおさえ、付着させてとるといいよ。それから血液とともに毒を押し出したり、口を当てて吸い取ったりしよう。吸い取った毒素はしっかり吐き出してね。そのあと洗い流して消毒をしてかゆみ止めの軟膏または弱い副腎皮質ホルモン入りの軟膏を塗り、ようすをみてね。患部を痛がったり、かゆがったりしたら冷やし、ひどければ病院でみてもらいましょう。ハチに刺されたら、「アンモニアを塗る」とか、「尿をかける」という民間の言い伝えがあるけれど、あまり科学的な根拠はないよ。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
ゆかいなかえる

ジュリエット・キープス ぶん・え  いしいももこ やく 福音館書店

 見返しには、おたまじゃくしがいっぱい泳いでいます。田植後の田んぼで見た光景のようです。ゼリーのようなたまごを魚がパクッと食べてしまいます。4つだけ流れて行って、見るからにいたずらっ子なかえるになりました。陽気なかえるたちは、遊んだり競争したり、こちらもいつのまにか仲間入りして遊んでいる気分になります。かえるの生態が分かりやすく正確に描かれ、美しい絵とお話が親子で楽しめる絵本です

お知らせ

1. インフルエンザの予防接種の予約を9月2日(火)から受け付けいたします。御希望の方は受付まで(0465-34-0666)。
  予防接種は10月の初めから始まる予定です。詳しくはホームページを御覧ください。
2. 予約システムが拡張されます!
  今までの電話予約に加えて、インターネット、携帯でも予約ができるようになります。9月下旬頃から利用開始できるようにする予定です。ホームページ、パンフレット等で御案内いたします。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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