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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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〒250-0051神奈川県小田原市北ノ窪515‐3

こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第60号 2003 April

目次

開院10周年
ホームケアアドバイス-春の健康管理のポイント
新スタッフ紹介
おすすめの絵本
お知らせ

開院10周年

 ようやく春めいてきて、桜のつぼみもふくらんできました。この4月は私たちのクリニックにとって特別な月です。

 10年前の4月12日、父の病気のために半年以上休んでいたクリニックを再開しました。大学を卒業して小児科勤務医として15年が経ったときでした。「外来小児科」という新しい小児科の分野を切り開こうと思い始めていたときでしたので、何の迷いもなく、また希望に燃えた出発でもありました。

 最初は来院する患者さんも少なく、またスタッフも数名で、小さなクリニックでのんびりした診療が続きました。小さな庭に面した診察室で、暖かな陽を浴びながら子どもたちを診ていたことを思い出します。

 病気だけではなく、子どもたちの生活ぜんぶにかかわって、困ったときにすぐに思い出してもらえるクリニックになりたい。患者さんにはくすりだけではなく、安心を持って帰っていただきたい。長い時間、できれば子どもたちがおとなになって自分の子どもを連れてくるまで診療を続けたい。・・などいくつかの目標をもって診療を開始しましたが、それは今でも変わっていません。

 しかし、医師会の活動に積極的に参加したり、外での仕事にかかわることが増えた中で、クリニックそのものへ取り組む時間が少なくなってきました。また来院してくださる患者さんも増えて、診察室で患者さんとゆっくり話す時間は確実に減っています。このままでよいのだろうかと、実はいつも悩んでいるのです。

 次の10年を考えたときに、やはり全ての基盤であるこのクリニックをしっかり守ることが第一であると気がつきます。この間に知りあった全国の素晴らしい小児科医の皆さんと連携をとりながら、そしてスタッフ全員で協力して、皆さんとより良いコミュニケーションが取れるように頑張ってゆこうと思います。

 10年間クリニックを支えてくださった患者さん方、そしてスタッフの皆さんに感謝するとともに、これからのご支援をお願いいたします。

ホームケアアドバイス-春の健康管理のポイント

《春の健康管理のポイント》
 春は入園、入学、進級など、新しいことが始まる季節です。急な環境の変化により体調を崩す子供もいます。はじめての集団生活で病気に感染したり、精神的に不安定になることもあるでしょう。体調維持には十分注意しましょう。

《新生児・乳児期》
 窓越しの日差しを手足に当てたり、暖かい時間を見はからい30分程度の外気浴もよいでしょう。朝夕の気温差に注意して、衣類の調節はまめにしてあげましょう。

《幼児期》
 はじめての保育園や幼稚園は慣れなくてあたりまえです。半日、1日といけるようになったら、「よくいけたね」とほめてあげます。充分にスキンシップをはかりながら、家庭にはいつでも受け止めてくれる人がいるという安心感を与えてあげてください。特にはじめての集団生活の子供たちは、たくさんの病気(かぜetc.)にも出会うため、休みがちになることもあります。お母さん方も不安になってしまうでしょうが、はじめの1年は、「まっいっか」という気持ちでいてください。各園の保育士とのコミュニケーションを充分にとっておきましょう。

《学童期》
 進級やクラス替えによる環境の変化から便秘がちになったり、原因不明の腹痛を訴えることがよくあります。担任や保健室の先生と連絡を取りながら、学校での様子に注意するようにしましょう。

《思春期》
 部活動に参加する子供も多いですが、初めのうちは疲れやすいので、特に体調の変化に注意しましょう。

心配なことがありましたら、いつでも相談してください。

新スタッフ紹介

1.伊藤郁代(事務)

 皆さん、こんにちは。

 2月から新しく事務の方でスタッフとなりました伊藤です。

 私は生まれも育ちも純粋な(?)久野っ子です。久野でもかなり山手の方でしたので小さいころは毎日、野山を駆け回っていました。そして高校時代のあだ名は「くの」(他にも久野の人がいたのにナゼ???)今でもその名で呼ばれるとちょっとハズかしいです。

 現在は、北ノ窪の地で夫と2歳8カ月の娘と3人で暮らしています。

 私も皆さんと同じように悩んだり、怒ったり、笑ったりしながら育児している1人です。

 同世代の子を持つ母としてスタッフの皆さんとともによりよい病院作りのために努力してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。外であったときも気軽に声をかけて下さいね。
2.長谷真寿美(事務)

 みなさん、こんにちは。事務の長谷真寿美と申します。退職された宍戸さんに代わり、2月下旬より参りましたが、産休中の栗原さんが復帰するまで、診察の介助をしていました。お子さん達と接する中で日々発見や感動があり、考えることの多いとてもよい機会となりました。

 私は以前、南足柄市の産婦人科で3年、横浜の産婦人科で1年、事務と看護助手として働いていました。学生時代は医療とは全く縁のない分野を学んでいたので、最初の診療所で医療現場の基礎を学び、貴重な経験になりました。

 出産・育児の経験は私自身ありませんが、仕事を通して得たものが私自身のためだけでなく、少しでも皆さんのお役に立てればと思っています。まだ模索中ではありますが、よろしくお願いします。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「あかちゃん」

冨山房

ジョン・バーニンガム 作     谷川俊太郎 訳

 小さな本の中に子ども達から見た赤ちゃんの様子が、簡潔な文章で淡々と語られています。ぼくはあかちゃんがすきなときもあるし、きらいなときもある。あかちゃんはまだぼくとあそべない。はやくおおきくならないかな。と、子どものありのままの気持ちが素直に描かれ、思わずうんうんと頷きながら聞いてしまいます。この本の大きさにぴったりの素敵な絵が、無駄なところなく、こちらも十分にあかちゃんを物語っています。

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