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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第45号 2002 Jan

目次

あけましておめでとうございます
ホームケア・アドバイス-インフルエンザ
ヨコピ-のQ救箱
おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
お知らせ

あけましておめでとうございます

 21世紀の最初の年が終わり、新しい年が始まります。

 新しい世紀が子どもの世紀になるようにと思ってスタートした1年でしたが、結果はどうだったでしょうか。「健やか親子21」という国を挙げた運動がスタートし、様々な子育て支援事業も活発になりました。皇太子ご夫妻にお子様が生まれたことも、子どものことが注目されるための後押しになっています。小児科の大先輩が「子どもを大切にしない国は滅びる」とお話されていましたが、日本が胸を張って子どもを大切にしていると言える国になってほしいと思います。

 一方で、子どものための医療については、小児科医の不足や救急医療の問題が指摘がクローズアップされました。小田原でも市立病院の小児深夜救急が順調に運営され、足柄上病院でも週末には小児科医が当直してくれるようになりました。しかし、病院に勤める小児科医の負担は大きく、救急の問題は開業医も含めて小児科医全体で今後も考えていかなくてはなりません。また、救急を利用する方々の協力も必要です。コンビニのように小児の救急が普及することはありえませんので、みんなで上手に利用することも大切です。

 横田小児科医院も「子どものため」の医療をもう一度考えてみます。病気を早く正確に診断し治すことももちろん大切ですが、将来を見据え、より健康に成長するための手助けとなる医療を展開することを忘れないようにしたいと思います。乳幼児健診や予防接種、心の問題への取組みに力を入れた医療をより心掛けていきます。皆さんから病気の時だけではなく、ちょっと困ったときに気軽に相談されるようなクリニック、来院すれば子育てのヒントがつかめるようなクリニックに成長したいものです。

 インフルエンザの情報も出始めていますが、子どもたちが元気に育つことを願っています。今年もよろしくお願いいたします。

ホームケア・アドバイス-インフルエンザ

《症状》
1.突然の寒けと発熱
2.全身のだるさ
3.食欲がなくなる
4.頭痛や手足の関節の痛み
 (小さい子どもは腹痛・下痢・嘔吐が みられることがある)
5.のどの痛み
6.咳・鼻水・鼻づまり

 発熱はだいたい2~4日でおさまりますがウイルスの型によっては2~3日目に一度下がり再び発熱することもあるので、熱が下がっても2日間は安静を保ちましょう。
 咳やたんが続くことが多いのですが、これはウイルスによって弱くなった気道の粘膜の機能が回復するのに時間がかかるためなのです。(1~10日くらい)

《ホームケア》
1.暖くして安静を保つ
2.水分を充分に摂る
3.部屋が乾燥しないようにする

解熱剤は子どもの様子を見てぐったりしていたり苦しそうな時に使いましょう。熱が高くても比較的元気がありそうな時はできるだけ使わないようにします。しかし、3~4日たっても熱が下がらず、咳やたんがひどくなるような時は肺炎などをおこしていることもあるので必ず診察を受けましょう。

《予防と対策》
1.規則正しい生活をして、体力をおとさ ないようにしましょう。
2.流行中は人混みを避けましょう
3.外出先から帰ったら手洗い・うがいを しっかりやりましょう
4.予防接種を受けましょう

ヨコピ-のQ救箱

Q. 顔色が悪く、疲れやすいので血液の検査をしてもらったら、貧血と言われました。 貧血の予防法は?

A. 今回は子ども(特に、生後6ヶ月~1歳6ヶ月の乳幼児期や思春期)に多くみ られる鉄欠乏性貧血のことを話してみましょう。これは鉄分が不足して、酸素を運ぶ赤血球中の蛋白(ヘモグロビン)の合成が低下するために起こる病気なんだ。赤ちゃんは胎内でお母さんからたくさんの鉄分をもらって生まれてくるけど、生後6ヶ月頃にはそれを使い果たしてしまうんだ。この時、離乳食で鉄分を補給することが大事。動物性の赤身の肉、魚、レバー、しじみなどが一番。植物性のひじき、のり、大豆、小松菜、ほうれん草などの鉄分を多く含む食品はたんぱく質やビタミンCを含む食品と一緒にとると、鉄分の吸収が促進されるよ。好き嫌いなくたべようね。牛乳は鉄分が思ったほど多くなく、吸収もよくないし、たくさん飲みすぎると胃の粘膜が障害を受けて出血を起こすことがあるので、1日600ml以下におさえようね。貧血は検査しないとわからないんだ。心配だったらいつでも相談してね。簡単な検査ですぐわかるよ。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「ふわふわくんとアルフレッド」

ドロシー・マリノ 文・絵  石井 桃子 訳  岩波子どもの本 800円

 ふわふわくんは、おもちゃのくまです。アルフレッドが赤ん坊の時からの友達で、何をする時もいっしょ。でも、ある日、新しいおもちゃがやってきて・・・。日常のでき事を通して、ふわふわくんの気持ちが簡潔な絵と文章でうまく語られていて、ふっと引き込まれてしまいます。さりげない構成の中でファンタジーに触れることができるのも魅力のひとつではないでしょうか。忘れられているおもちゃがいとおしく思えてくる心温まる一冊だと思います。

お知らせ

横田先生とともに「こども医学館」をまとめられた渡辺博先生が1月から週1回(主に木曜日)当院に来られることになりました。渡辺先生は横田先生の大学の後輩に当たる小児科の先生です。横田先生との役割分担は近々お知らせいたします。一般外来、予防接種、健診等でより充実した診療を提供できるようになると思いますので、よろしくお願いします。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
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