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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第42号 2001 October

目次

出会い
日本外来小児科学会に参加して
ヨコピーの救急箱
インフルエンザ予防接種
おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)

出会い

 秋の気配を感じるようになりました。運動会の練習疲れも重なって、体調を崩しやすい季節です。充分な休息と睡眠をこころがけて下さい。
 9月の上旬、大部分のスタッフと一緒に、宇部で行われた日本外来小児科学会の年次集会に参加してきました。全国の友人たちと久しぶりの再開を楽しんできましたが、いろいろと刺激を受け、新たな診療への意欲をかき立てられました。この学会は開業の小児科医が中心となっている学会ですが、お互いに自分の持っているノウハウを紹介しあい、自分だけがよければよいというのではなく、日本全体の子どもたちの健康を目指していることが大きな特徴です。横田小児科医院を受診する皆さんも、きっとその恩恵を受けることになるのです。
 そんな中で、児童文学者・村中李衣さんの「絵本の窓から見えてくるもの~対話の生まれる瞬間~」という特別講演の中で考えさせられることがありました。
 絵本との出会いについて語る中で、村中さんのお子さんが大好きな小児科の先生を受診するときに、「○○先生のところへ行くのはいつも病気のときだね」とよく言っていたという話が出てきました。子どもにとっては、小児科は病気を治してもらう所の前に、大好きな小児科の先生に会う所だったのですね。小児科に行くときが,たまたま病気だっただけなのです。
 忙しい診療の中で、つい病気にばかり眼が行ってしまいますが、病院が好きな子どもたちがいること、広い地球の中でお互いに出会えたことに喜びを感じながら、診療をしていかなくてはならないと思いました。

日本外来小児科学会に参加して

 9月8日、9日の2日間、宇部市で開かれた「第11回 日本外来小児科学会年次集会」に当院の院長とスタッフ、薬局のスタッフ、高橋先生とともに参加してきました。スタッフが参加したワークショップの概要についてご紹介します。
「スタッフが出来る外来検査の応援」に参加しました。他のクリニックでは、どんな検査をしているか、子どもに苦痛を与えず、短時間で正確に、と検査で工夫されていることやアイデア、注意点を事前アンケートに基づき話し合いました。みんな同じ様な悩みや疑問を持っていることがわかり、感じている事が話せてとっても勉強になり、楽しい一日でした。(栗原、梶)

「心を開き心を結び人間関係作り」に参加しました。コミュニケーションゲームに始まり、思いやり、挨拶を学ぶトレーニング、終わりに鳥取県赤碕高等学校教諭、高塚人志先生の講演と約4時間、嵐のようなスピードで行われました。大笑いあり、涙あり、あきる暇なくすぎた時間をもう一度味わいたいと思い、「ぜひ神奈川県に来て下さい」とPRして帰ってきました。なんといっても、人間には思いやりと挨拶が一番大切である(原点)ことにゲームを通して自然に気付かされていた自分にビックリしました。(斉藤、岩本、露木)

「外来予約の工夫」に参加しました。ここでは、予約診療で生じる問題や悩み事について話し合いました。待ち時間、予約の取り方など問題点は多々ありましたが、各施設とも、できるだけ予約診療がスムーズに行えるように色々な工夫をしていました。今後、予約診療を円滑に行う為に今回出し合ったアイデアを役立てていきたいと思います。(宍戸、山田、小川)

「クリニックスタッフの危機管理」と「電子カルテで健康管理を」に参加しました。前者は危機管理マニュアルを作成しようという目的で3年計画で進められているワークショップの第2回目です。後者は電子カルテを実際に使っている先生のお話を中心に、電子カルテを使うメリットや問題点について話し合われました。現在はまだ一部のクリニックでしか使われていませんが、今後は急速に広まっていくと思われます。また、ワークショップとは別に、パネル展示で医院で行っているクリーニングについても紹介しました。(吉田)
様々なワークショップに参加し、他のクリニックの方と会う機会も得られ大変有意義でした。学会に参加した経験をふまえて、横田小児科医院をよりよいクリニックに出来るようスタッフ一同努力していきます。

ヨコピ-のQ救急箱
Q.耳あかはとったほうがよいの?

A.  耳あかは、外気道にある耳あか腺や皮脂腺からの分泌物や皮膚の表皮がはがれ落ちて固まったものなんだ。皮脂腺からの分泌物が少ないと耳あかはコナ耳(乾燥した耳あか)になり、多いとアメ耳(ねばねばした耳あか)になるんだよ。赤ちゃんの耳そうじはどうしたらいいの?と悩むお母さんがいるけど、耳あかは無理にとる必要はないんだよ。というのは、鼓膜や外耳道は常に運動をしながら異物を外に出そうとするはたらきがあるからなんだ。正常な耳では、耳の中にたまったものは、何をしなくても自然に出てくるよ。外耳道のはたらきが悪く、耳あかがたまりやすい子もいるけれど、耳そうじは、耳の入り口を綿棒などでふくだけで十分だよ。

インフルエンザ予防接種のお知らせ

 今年もまたインフルエンザの季節が近づいてきました。予防接種を予約する方は、受付に直接、あるいは電話(0465-34-0666)にて申し込みください。

接種方法

13才未満は2回、13才以上は1回です。1回目と2回目の間隔は1-4(3-4が お勧め)週間あけて接種します。

接種対象者

喘息などの持病があって、インフルエンザにかかると重症になることが予想される方、受験などがあって長く休みたくない方、集団生活(託児所、幼稚園、保育園など)にはいっている乳幼児。ただし、6ヶ月未満の方は免疫がつきにくいので接種しないことを原則とします。(注意-強い卵アレルギーのある方は接種できません。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「わたしとあそんで」

マリー・ホール・エッツ 文・絵  よだじゅんいち訳 福音館書店 950円
 「わたし」は、小さな動物たちに出会い、一緒に遊ぼうと誘うのですが、みんな逃げていってしまいます。「わたし」がじっとしていると動物たちが戻ってきて、いつのまにか仲良くしてくれます。「わたし」も幸せにつつまれ、頭上で見守っていてくれた太陽も、一段と輝きを増します。読んでいる私たちも、思わずにっこりとほほ笑みが浮かびます。「自然と人間の共生」について、地味だけれど、幼い子たちにもわかりやすく語っていて、親しみ深く、遊び心を満たしてくれ、心にしみ込むものがある本だとおもいます。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756