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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第39号 2001 July

目次

人を信じる
ホームケア・アドバイス
ヨコピーのQ救箱
新スタッフ紹介
おねがい
おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)

人を信じる

 雨の日が続いています。気分もいまひとつ。早くすっきりした青空を見たいものです。
 大阪の小学校の事件があって、小学校だけではなく、保育園や幼稚園もいろいろ頭を悩ませているようです。「変なおとなが来たら、すぐに逃げるんですよ」と、つい言ってしまうのですが、こんな事件が他人をますます信用しなくなるように、私たちを仕向けているように感じます。
 現代人は他人と付き合うことがだんだんへたになっているようです。面倒くさい、余計なことに巻き込まれたくないと思っている人もありますし、他人に干渉しないことが「やさしさ」と思い込んでいる人もあります。さらに、自分に危害を加えるような人が周りにいるかもしれないとなれば、他人を警戒してしまうのもうなずけます。
 しかし、人はひとりでは生きてゆけません。子育て一つにしても、周りの人の協力やアドバイスがあって初めてうまくゆくものです。また、他人との関わりがあるからこそ人生は楽しいものになるはずです。そして、他人と関わるためには人への信頼感がなくてはなりません。
 あえて「人を信じる」ことの大切さを言おうと思ったのは、人への信頼感の基礎が子どもの時代に作られるからです。人への基本的な信頼感は、赤ちゃん時代に母親との間に築かれる絶対的な信頼関係に基づいていると言われています。また、人間関係を育てるのは子ども同士の遊びの世界です。子どもの育て方一つでその子の人生が大きく変わってしまうことを忘れてはなりません。
 困った人がいれば助ける、自分が困ったら助けを求めるということが当たり前に行われる社会になってほしいものです。

<お知らせ>
横田小児科医院の電子メールを開設しました。メールアドレスは ycc@ebisu.ad.jp です。医院に対するご意見、ご要望等がありましたら、こあらボイスに入れて頂くか、この電子メールのアドレスに連絡下さい。

ホームケア・アドバイス
はしか(麻疹)

はしかは昔から「命定め」といわれ、命にかかわる重病でした
今でも毎年亡くなる人がいますし、脳炎などで後遺症が残ることもあります
《原因》
 病原体は麻疹ウイルスで口からのしぶきなどから感染します。潜伏期間は10-12日間、感染しやすい期間は、発熱時から発疹が現れた後の5日めくらいまでで、感染力はとても強いものです。
《症状》
 38-39度の発熱ではじまり、咳、鼻水、のどの痛みなどのぐじゅぐじゅしたかぜ症状や目やにがみられます。発熱して3日目頃から、口の中の頬の内側にコプリック斑といわれる小さな白い斑点が数個ー数十個できますが、これははしか特有の症状です。その後、いったん少し熱が下がりますが、再び高熱が出ると同時に顔ー首、胸ーおなか、手足へと淡紅色の発疹が現れ、色も濃くなってきます。熱は発疹が現れてから3日くらい続きます。発疹は色が薄くなっても、色素沈着を残すのが特徴で、されに1ー2週間後にはそれも消失します。
《治療とホームケア》
 特効薬はありません。症状に対して解熱剤やせき止めが、気管支炎などの二次感染を予防するために抗生物質が出されます。
 高熱に対しては水まくらなどを使用して気分を良くし、脱水症状を防ぐため水分を十分に補給します。食欲がないので、果汁やスープ、プリンなど刺激の少なく口当たりのよいものを与え、体力の消耗を防ぎましょう。

ヨコピーのQ救箱

Q  「うちの子、予防接種受けられるのかな」
A   37度くらいの微熱があっても、他に症状もなく元気ならば大丈夫。微熱以外に鼻水や軽い咳などのかぜ症状がある場合は診察してもらい、OKの判断が出たら受けられるよ。浸出性中耳炎や気管支喘息などの慢性的な病気でも、症状が安定していれば受けられるんだ。薬を飲んでいる間も接種をしていいか迷うけれど、薬を飲んでいるかよりも症状がおちついているかどうかの方が、判断材料となるんだよ。基本的には、お医者さんに相談してから受けるようにしようね。また、周囲で ”はしか”が流行している場合などは、はしかにかかるほうが心配だから、多少体調が悪くてもぜひ早めに接種を!

新スタッフ紹介

事務
吉田 三穂

 はじめまして 吉田三穂と申します。
 今年の1月より、主にアレルギー外来のある土曜日の受付のお手伝いをさせて頂いております。
 私は生まれも育ちも小田原ですが、今は鎌倉に夫と娘と犬(ポメラニアンのオス・9歳)の3人と一匹の生活です。理解ある?夫と、高2になった娘の協力もあって、十数年ぶりにほんの少しですが社会復帰することになりました。受付に出るのは単発的な為、半年たっても中々完璧な助っ人にはなれませんが、少しでも早く業務と患者さんの顔を覚える様努めておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
 久しぶりの通勤電車も、長年主婦業をしていた身としては、頭の中を仕事バージョンに切り替える大切な時間です。それにしても、なぜ、はるばる小田原まで?とお思いの方に種をあかしましょう。実は受付におります黒一点の事務長が先程紹介しました理解ある夫であり、横田先生の私は妹にあたります。どうでしょう。似ていますか?

おねがい

 受付で保険証をお出しいただくときに、中にいろいろなものを挟んである方がいらっしゃいます。大事なものを紛失する可能性もありますので、あらかじめ除いてから提出して下さるようにお願いいたします。

おすすめの絵本(紹介:おはなしたんぽぽ)
「おだんごぱん」

わきた かず絵  せた ていじ訳  福音館書店  1155円 
 ロシア民話を絵本にしたものです。おだんごぱんがおじいさん、おばあさんから逃げ出し、途中で出会った動物達からも次々に逃れていきますが、最後にきつねに騙されて食べられてしまいます。子ども達は自分がぱんになり冒険を楽しみます。きつねに出会い話の流れの変化を感じ、どきどきしながらクライマックスを迎え、ぱんが食べられて緊張から解き放たれます。子ども達に愛情を込めて「世の中こんなもの」と語り掛けている本です。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
神奈川県小田原市北ノ窪515-3
TEL 0465-34-0666
FAX 0465-35-0756