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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第35号 2001 Mar

目次

抱っこの効用
ホームケア・アドバイス
最近多くみる病気
インフルエンザ情報
ヨコピーのQ救箱
新スタッフ紹介
こあら通信についてのお知らせ

抱っこの効用

 寒さは格別ですが、雨の多い冬が続いています。インフルエンザも大きな流行がないまま3月を迎えそうな気配です。今回は「抱っこ」について少し考えてみました。
 幼いころ母親に抱っこされた思い出を、おとなになっても覚えている人はほとんどいないでしょう。どんなに気持ち良かったか、どれだけホッとするか、今となってはなかなか実感できません。
 子どもは五感がとっても発達しています。その五感を使っていろいろな外界からの刺激を取り込みながら、神経や体を発育させているのです。その中でも触覚は特に鋭敏です。抱っこされた時の気持ちの良い感覚が体や神経の発達を促進します。反対に今話題の児童虐待では、いつも緊張した状態におかれるために、体や知能の発達が遅れることがわかっています。
 こあらの絵を書いている10才になる娘が、このところよく私たち夫婦の布団に入ってきます。人間の人生が少しはわかってきて、不安が起こってくる年ごろです。「一緒に寝るとよく眠れる」と娘は言いますが、自分が同じような年ごろの頃、両親の間に入って眠ることがどれだけ安心することだったか、ふと思い出しました。人間が自立して生きてゆくためには、親に十分抱かれて納得することが必要なのだと思います。
 子どもを抱っこできるのは考えてみればごくわずかな期間です。そのわずかな時間の中で、私たちは子どもに大切な何かを伝えているのではないでしょうか。惜しまず、どんどん抱っこしてあげてください。

ホームケア・アドバイス
咳と高熱が何日も続いていますが肺炎ではないでしょうか?

《原因》
肺の主な働きは、酸素と二酸化炭素のガス交換で、肺胞という肺の主要な部分で行われます。この肺胞に「マイコプラズマ」「肺炎クラミジア」などの病原体が入り込んで炎症を起こすのが肺炎です。

《症状》
いわゆる「かぜ」が長引き、湿った痰のからんだ咳、38度~40度の高熱が何日も続きます。また、肺の音を聞くと「パリッパリッ」という音が聞こえ、レントゲンを撮ると白い影が映ります。

《治療》
薬は、抗生物質、痰をきる薬、咳止めの薬などを飲みます。点滴は、熱が続く、食欲がなくなる、脱水症状になるなどすれば行う場合があります。

《ホームケア》
1 薬をきちんと飲みましょう。
2 発熱により水分が不足するため、水分を多めに摂り、消化の良いものを食べるようにしましょう。
3 冬は、部屋が乾燥しているので、濡れたタオルを干す、加湿器を使うなどして乾燥を防ぎましょう。
肺炎と聞くと「入院」「重い病気」というイメージがありますが、現在は、たいてい外来通院で治り、それほど恐れる病気ではありません。

最近多くみる病気

1 感染性胃腸炎 (発熱があり便が白っぽくなる、ロタウイルスによると思われる胃腸炎が増えてきました)
2 水痘 (昨年末から流行が続いています。潜伏期間は2週間です。)
3 咽頭結膜熱 (結膜炎と扁桃炎を合併するアデノウイルスの感染症です。プ-ル熱といって夏に流行ることが多いのですが、今年は現在も流行中です。)

インフルエンザ情報

 今年は昨年の数パ-セントしか報告がありません。しかし、全国の小児科医からの報告では、2月第2週から報告数が増えてきています。今年の話題は、インフルエンザの新しい治療薬が登場したことです。小学校高学年から使えますので、かかったかなと思ったら早めに相談してください。

ヨコピーのQ救箱

Q 熱性けいれんを起こしたことがあります。けいれん予防の座薬はいつ使ったらいいの?

A 熱性けいれんを起こす子どもの半分は、1回しかけいれんを起こさないことがわかっています。だからけいれんを一度起こしたからといって、次から熱が出たらけいれん予防の薬を使うとは限らないんだよ。2回以上繰り返して起こる時や最初のけいれんの時間が長いときは、先生の指示に従って使うこともあるんだよ。ひきつけ予防の座薬は38度以上の熱が出た時、様子がおかしくて不安に思うときに使ってね(熱を下げる働きはないんだよ)。1回使った後、8時間後にまだ高熱がある時には、もう一度座薬を使ってもいいんだ。でもそれ以上は使わないでね。使いすぎるとフラフラすることがあるからね。

新スタッフ紹介

看護婦
梶 マサ江

 こんにちは。昨年の11月に入職した梶マサ江です。夫と3才の男の子と7ヶ月の女の子の2児の母です。家族にミニチュアダックス(男の子、1才)もおり4人と一匹家族です。1年前に東京から南足柄に引っ越してきました。東京では、世田谷の病院に勤務し、産婦人科と消化器内科と外来を経験しました。小児科は初めてですが、息子が喘息で入退院を繰り返し、息子の入院中多くの方々に出会い勉強になりました。南足柄に引っ越してからは、息子の喘息は落ち着き入院するような発作は起こらず、体力もついてきました。娘はとっても元気で、風邪を引いても熱を出すこともなくすくすくと育っています。
 約1年間、出産と育児で休職の後だし、初めて小児科で働くことに不安はあったのですが、横田先生やスタッフの方々が親切に教えて下さるので、不安は吹き飛び頑張っていこうと思います。まだ育児経験の浅い私ですが勉強して少しでもみなさんのお力になりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。 

こあら通信についてのお知らせ

今まで受付の前の掲示板の下に、6~7ヶ月分前までのこあら通信が置いてありましたが、新年度から3ヶ月分となりましたので、それ以前のこあら通信を御希望の方は、お気軽に受付まで声をかけて下さい。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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