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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信バックナンバー

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こあら通信 第22号 Feb2000

目次

『三度の食事を大切に』
ホームケア・アドバイス
最近多くみる病気
インフルエンザ情報
ヨコピーのQ救箱
お知らせ

『三度の食事を大切に』

 一年で最も寒い時期をむかえました。この時期は小児科が最も忙しい時で、今年もインフルエンザは確実に増えてきています。恐れず、あなどらず、上手につきあってほしいと思っています。
 今月は食事の話です。小児科医は子どもの食事に無関心ではいられません。子どもの食事は必要な栄養を取るというだけではなく、将来の食生活に結びつく出発点であること、家族との大事なコミュニケーションの場であることなど重要な要素をたくさん持っているからです。
 少食を心配して来院される患者さんはたくさんいます。栄養という点からみれば、栄養失調と診断されるような子どもは皆無と言っていいほどありません。第二次世界大戦の頃の状況から考えれば、それは誰にも明らかなのですが、そこは親心か、今でも心配は尽きません。私は何を食べているかよりも、どのように食べているかということにこだわっています。食事が楽しくなるように工夫することが第一と考えています。食事が美味しく楽しければ、自然と食欲は出てくるのではないでしょうか。お母さんの過度の心配がかえって食欲を落としてしまっていることもあるのです。
 最近炊飯器がない家庭が増えているという話を聞きます。ご飯もおかずもすべて外で買ってくるもので済ませてしまうということなのだそうですが、はたしてこれでよいのでしょうか。食事には「大切なものである」という作る人の思い入れがあり、それが美味しさの一つの要素にもなっているように思います。食卓で話が弾み、それによって同じものを食べても栄養のとれ方に変化があるのではないでしょうか。
 生きてゆくための原点である食事の大切さについて、もう一度考えてみたいと思います。

ホームケア・アドバイス
“クループ”って何?

 狭窄性の咽頭炎といい、カゼなどのウイルス、細菌、アレルギーにより、のどの奥(気管の入り口から声帯のある部分)が腫れて狭くなり、いろんな症状が出てきます。
【症状】
1.かすれ声や声が出なくなる
2.犬吠え様、オットセイの声様の咳
3.息を吸うとゴーゴー鳴る
4.呼吸困難
5.チアノーゼ(顔、手足の色が悪い)
【治療】
 のどの腫れが引くよう、薬を蒸気にした吸入をしたり内服薬が処方されます。
 呼吸困難が強い場合は、入院し酸素投与や気管にチューブを入れ気道確保することが必要になることもあります。
【家庭で気をつけること】
1.室内の加湿:やかんなどでお湯を沸かし、湯気を立てる。加湿器。室内に洗濯物を干すなど空気を湿らせておくことが大切。 冬場は要注意
2.水分の補給:湯気の出る温かい飲み物を少量ずつ回数を多くして。
3.食べ物:息苦しさが落ち着いたら、好きなものを少しずつ。
4.入浴:息苦しい時、高熱で苦しい時以外はOK。

*呼吸困難は夜などに急に悪化することがあります。呼吸の状態をしっかり観察し、眠れない、顔色が悪いときは、緊急で受診する心構えが必要!

最近多くみる病気

 1 インフルエンザ (1月中旬から増加してきました。Aソ連が主流)
 2 感染性胃腸炎 (一度下火になって、また盛り返してきました)
 3 水痘 (今年も年末から幼稚園・保育園で流行ってきました)

インフルエンザ情報

鼻水を使って短時間でA型インフルエンザを診断するキットがあり、1月中旬からこれを使って検査した人の大部分が陽性に出ています。突然の発熱、全身倦怠感と全身の痛み(成人)、1-2日で周囲に感染することが疑わしい徴候です。3-4日続いて一度下がった熱が、もう一度高くなるというのも大事な特徴です。

ヨコピーのQ救箱

Q. 自動電話予約サービスで、ダイヤルしてから切るまで時間がかかる。自動電話予約サービスのアナウンスの声が小さいので、大きくしてほしい。

A. アナウンスをきちんと全部聞いて、予約を最後まで取ると本当に時間がかかるよね。でもね、アナウンスを全部最後まで聞かなくても大丈夫なんだよ。予約の取り方をわかっているなら、アナウンスが流れている途中でプッシュホンを押すと、次のアナウンスが流れるので、次々にそのようにしてプッシュホンすれば短い時間で取れるよ。よかったら試してみてね。
また、何人かの患者さんに、声を大きくしてほしいと言われていて、電話予約の機械を作っているお兄さんに聞いてみましたが、今のところ声の大きさは変えられないそうです。ごめんなさい。受話器を耳にギュッとあてて、よーく聞いてみてね。

Q. 冬の肌、どうしてカサカサ、かゆいの。

A. 子どもの肌は環境にとても敏感なんだ。冬の子どもの肌の大敵は寒さと乾燥。冬になると皮膚からの脂肪分の分泌が減り、肌がカサカサしてくるんだ。はっきりした原因はわからないんだけれど、体質が関係しているんじゃないかと言われているよ。肌がざらざらしてきたら皮膚の水分が逃げないよう、入浴後に保湿クリームを塗ってあげましょう。また入浴で石けんを使いすぎると皮膚の脂肪分を減らしてしまうので使いすぎないようにね。カサカサした肌は肌着などの刺激も受けやすいため、柔らかい綿の肌着を使い、洋服も毛糸などで皮膚が刺激を受けないよう、気をつけましょう。また、かゆみは体を温め過ぎると強くなるので、必要以上温めないようにね。あまり熱いお風呂に入れない、お風呂から出てすぐ寝かさない、布団を掛けすぎないなど、心掛けてくださいね。

お知らせ

 予防接種の予約を取ると1カ月以上も先になってしまう。すぐに打ちたいのにどうしてそんなに先になってしまうの? と疑問に思っていませんか。予防接種は火曜日と金曜日の3:00~3:45。この時間帯に打てる人数は、30人程度、毎朝8:20からの予約も診療が始まるまでなので数人しか取ることができないため、予約はすぐ埋まってしまい、先の先の予約となってしまうのです。具合が悪く予約を取り直したい場合なども、だいぶ先の予約になってしまい、ご迷惑をお掛けしています。なるべく皆さんのご希望に添えるように努力していきますので、ご協力をお願いいたします。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

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