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小田原市の小児科クリニック、横田小児科医院です。

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こあら通信 第16号 AUG 1999

目次

血便が出た!
ようこそよこたずーらしあへ!
横田小児科おもちゃ箱
ホームケアアドバイス

血便が出た!

 夏休みがやってきました。小児科では感染症の患者さんが最も少ない季節です。しかし、8月といえば一昔前はおなかの病気が多く、重い胃腸炎で命を落とす子どもが少なくありませんでした。
 現在ではもちろんそんなことはありませんが、病原大腸菌の問題など、とかく胃腸炎が気になりがちな季節です。そこで今回は血便の話です。
 うんちは子どもからお母さんへのプレゼント。うんちの中には色々な情報が含まれているのです。というと、ちょっとしたうんちの変化が気になってしまいますが、赤ちゃんで大事なことはうんちそのものよりも赤ちゃんの状態です。元気で体重が順調に増えているのであれば、多少変わったうんちでもそんなに心配することはありません。
 下痢の原因として最も多いのはウイルス性の胃腸炎ですが、ひどい下痢でしかも血液が混じっている、お腹が痛い、熱があるなどの症状が一緒にあるときには、細菌による腸炎の可能性が高いと考えてください。病原大腸菌だけではなく、キャンピロバクター、サルモネラなど血便を伴う病気はいろいろあります。早めの受診が大切です。
 便に血が混じる原因の一つとして、肛門が切れることがあります。このときは便が硬く、血液は便の表面に付着しているのが普通です。お尻の穴を拡げてよく見てみると、切れているところが確認できます。
 母乳で育っている元気な赤ちゃんにも、時に血便がみられることがあります。ちょっと気になる症状ですが、これは直腸の奥にあるリンパ組織が腫れていて、便が通るときにそこが擦れて出血するのだと考えられています。病気ではなく自然に治ってしまいます。

ようこそよこたずーらしあへ!

 今回ヨコピーが案内するのは「問診」だよ。ここは遊園地ゾーン。いろいろなおもちゃがあって楽しみに来てくれるお友達もいるよね。そこで、お願い。
・おもちゃは順番に仲良く遊ぼうね。
・黄色のロディーは時々暴れん坊になるので、転ばないよう大人の人のそばでやろうね。
・食べたり、飲んだりしないでね。
 ここでは、看護婦がこんなことを聞きにくるよ。
・いつから、どんな症状?(発熱時、会計前に置いてある熱型表を利用してね)
・他院にかかった?
・何か薬は飲んでいる? 薬の名前、内容は?
経過を追って説明してね。
*受診する子どもの様子がよくわからない方が付き添う場合、必ず症状等のメモを渡して下さい。
*質問・心配事なども気軽に声をかけて。話しずらい場合は別室で伺います。
 さあ「○○ちゃん」と呼ばれると、中待合室へ進むよ。ここではパンダさんがねむっているので静かにね。もうすぐ「診察」。その前に準備があるよ。
・月に1回体重チェック(赤ちゃんは裸になってカゴ型の体重計にのって、母子手帳、新しいオムツも出してね。立てる子は、トーマスを出してのってね)。
*ベッドより転倒しないよう、付き添いの方は必ず離れる時はだっこして!
・すぐ診察できるよう、下着か、上は裸で待っててね。
・ゲーム、携帯電話はスイッチをオフに。
・身長計を使ったら、後のねじをしっかりしめてね。
 いよいよ次は「診察」。何の動物が出てくるかな?   お楽しみに!

横田小児科おもちゃ箱

 「院内にあるオモチャはどこで買ったんですか?」と、お母さん方に聞かれることがよくあります。院内にあるオモチャのほとんどは、先生の奥様が選んで下さいました。オモチャで楽しんで心豊かになってほしい、絵を見ておだやかな気持ちになってくれたらいいなあという思いを込めた物ばかりです。先日残念な出来事があり、階段に飾ってある絵のうち2枚がなくなってしまいました。奥様と私達スタッフ一同とても残念でなりません。何か気に入ったものがあったら、どこで購入したのかお教えしますので、気軽にスタッフに声をかけて下さい。それから院内にある一部のオモチャに関しては、パンフレットがありますので、ほしい方は受付にて差し上げますので声をかけて下さい。

ホームケアアドバイス
【うんちの気掛かりQ&A】

Q うんちの中に赤いものが混ざってるんです。大丈夫ですか?
A うんちの中に赤いものが混ざってびっくり!はよくあること。例えば、人参、苺、スイカなど、消化されずに出てくることも多いのであわてずに。
 そんな赤ちゃんのカラフルうんちにびっくりするママ達は結構多いもの。毎日目にするうんちなら、色のワケを知っていたほうが安心ですよね。そこで今回は「心配のないうんち」をお話します。
【自然な黄色】
 うんちの中にはビリルビンという色素を含んだ胆汁が入っていて、このビリルビンが黄色がかった色をしているので、ごく自然なうんちです。
【緑は黄色の仲間】
 うんちが腸内に長くとどまっていると、うんち中のビリルビンが酸化して緑色になるので、全体が緑がかっていても心配はありません。
【大人と同じ茶色】
 離乳食が進むと、大腸内の細菌の構成が変わって色が変化するためで、健康なうんちのしるしです。
【白いツブツブ】
 母乳やミルクに含まれる脂肪やカルシウムのかたまりなので、心配はいりません。
【緑のツブツブ】
 Q&Aの例と同じで、緑の濃い野菜の色素や消化されずに出てきたものが混ざっているだけです。ただし、野菜とはっきりわかるほど大きなまま出ている場合は、調理法を変えてあげるようにしましょう(離乳食なら一段階前の状態に戻してあげて)。
 うんちは貴重な情報源。ポイッと捨てる前に健康チェックを心がけましょう。

Yokota Children's Clinic医)横田小児科医院

〒250-0051
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